2009年4月30日木曜日

フェーズ5

WHOは日本時間の30日朝、豚インフルエンザによる感染警告をフェーズ5に引き上げた。WHOの感染段階は6つ。世界的な流行とされるフェーズ6の一歩手前だ。騒ぎ立てるのは禁物だが、留慮すべき事態であることは間違いない。日本ではまだ症例は報告されていない。しかし米国では赤ちゃんに死者が出て、お隣、韓国でも感染の疑いのある患者が出ている。手洗い、うがいの励行。人ごみを避ける。基本的な風邪の対策が有効であろう。
報道によると、豚肉料理にまで影響が出ているようだが、加熱すればウイルスは死滅するはず。無用な対応は取らず、冷静に行動したい。風評に惑わされぬように、正しい情報と常識で、当たり前の判断を下し、普通の生活を続けたい。

写真は夕刻の仙台駅前。

2009年4月29日水曜日

農業講習会

大学が一般市民向けに開催した公開講座「おいしい野菜のつくり方と作業のコツ」に参加した。朝8時40分から夕方4時すぎまでの長丁場。晴天に恵まれた炎天下。さぞかし焼けるだろうと、お茶を1リットルに500mリットル入りペットボトルを持って出かけた。ところが、講座の大半はパワーポイントなどを使った室内での講義。お昼にはお茶に加えて、低温殺菌の牛乳まで出て、日焼けの心配は杞憂に終わった。

講義は「野菜苗の作り方」から始まり、農薬、肥料の種類、さらには紐の縛り方まで、みっちり教わった。とくに肥料の堆肥についてのお話では、①油かす・鶏ふん②牛ふん・豚ふん③バーク、の違いがわかった。油かすと鶏ふんは肥料分のみで「土」の部分は含まれていない。これに対し木の皮で作ったバーク堆肥は、土づくりが主。土の水はけ、通気性をよくするが、肥料分は含まれていない。牛ふん、豚ふんの堆肥は肥料分を含み、かつ土づくりにも役立つ、という。これは知らない話だったので勉強になった。また農薬も、病気対策の農薬は比較的安全だが、殺虫効果のある農薬は使い方を注意した方がいいらしい。これも納得させられた。

帰りにはナス、トマト、枝豆の苗をもらい、満足の1日となった。あえて言うと、ちょっと長すぎるかな。

2009年4月21日火曜日

緑の経済と社会の変革

斉藤鉄夫環境大臣は20日、日本の環境対策の指針ともいえる表題の文書を発表した。「環境が経済を牽引して未来を開拓」するために、環境政策によって経済を発展させる、と意気込み、低燃費車の普及や低炭素社会の実現をうたっている。第1章では、学校施設や交通のエコ改造を唱え、第2章では地域社会による環境保全、循環型社会づくりを推奨。第3章では省エネ家電、住宅、次世代自動車の普及。第4章では、税制のグリーン化など経済的対応。第5章で2050年の長期目標をかかげ、第6章でアジアへの貢献を主張している。
昨今話題の環境関連テーマは概ね網羅されており、おそらく当面の規範になるだろう。流し読みしただけでも興味深い。今後、これをどう実現していくか、だ。

写真は沖縄・瀬底島のfuu cafe。約600坪の敷地に広い庭があり、子供たちが遊んでいた。

2009年4月19日日曜日

バス

高速バスで仙台~東京を往復した。片道4時間50分。バス乗り場までの時間を入れれば5時間50分。マイカーより1時間半ほど余計に時間がかかる。料金は定価で片道5000円。空いていると、これが3000円まで下がる。今回は往復で8300円。加えて仙台駅、新宿駅それぞれのバス乗り場までの地下鉄代が発生しているから、9000円弱。休日にETCを利用すればガソリン代込みで8000円ぐらいだから、マイカーの方が安い計算になる。
ただバスは自分で運転する必要がない。これは楽。のんびり車窓を眺めるのもよい。途中2回止まるサービスエリアも、運転による疲れがないためか、ゆっくり見学できる。
金銭にゆとりがあれば新幹線がベターだが、高速バスというのも、そう悪い乗り物ではない。
ちなみに利用するバスは1列3席。前後の幅もたっぷりあり、ゆっくりできる。
写真はバス到着直後の新宿西口付近。東京モード学園のビルはなんかユニークだ。

2009年4月16日木曜日

自転車

自転車(いわゆるママチャリ)で通学する。5キロ。20分程度のはずだったが、山道で自転車を押して歩くため、30分程度要する。その代り、帰りはずっと下り道。これからの季節は風に当たって気持ちよい。

ロードレーサーまではいかなくても、マウンテンバイクとロードレーサーの間に位置するクロスバイクを使用しようか、と当初思っていた。18段変速ぐらいがついていて、山道も快適に登れるはずだ。

しかし学校に来てわかった。自転車で通う学生はほとんどがママチャリ。普通の自転車だ。自転車を降りて、押して歩けばよい。時間はあるのだ。自転車があるのにわざわざ買うことはない。金銭面でもecoになろう。

ある日。校舎を出たら西の空が明るくなっていた。仙台も、この辺は太白山近くの郊外。おまけに丘の上で空が近い。おかげで、たまにはこんな大空のショーに巡り合える。

2009年4月15日水曜日

学校

6科目を履修することにした。
専門の環境を中心に、食の循環に関連するバイオテクノロジーの科目も選んだ。
中には、指導教授の「この先生もいい先生ですよ」の発言から、当該先生の本を読んだことを思い出し、紹介してもらい、履修せざるを得なくなった科目も。
しかも、この先生、「(学部の)2年、3年の授業を受けてないと分からないかも」という。
そんなわけで3年の授業も聴講することに。
この先生の授業はハード。生徒が私一人。しかも授業の3分の1ぐらい、質問してくる。ある程度の予備知識がないとしんどい。加えてレポート。本を読みA4で2枚。やってみたら2枚にまとめるのは難しい。結局かなりの時間を費やす。

その科目? 環境とはあまり縁のない経営学。面白い。でも大変。

ETC

親戚のツテでETCが手に入った。
土曜日、早速東京へ向かった。
東北自動車道は空いていて、快適なドライブ。
ETCと同時に会社の同僚から譲り受けたコンパクトナビを付けたら、こいつがうるさい。制限速度を10キロオーバーすると、「速度超過です」と叫ぶ。基本的に制限速度で走っていても、周りの流れに乗っていると、10キロぐらいはすぐにオーバーしてしまう。

さて、そのETC。浦和インターを過ぎたら料金が聞こえてきた。
「料金は1700円です」
と聞いたような。えっ、1000円じゃないの? 700円はなんなんだー。
それでも通常だったら7000円以上するわけだから、お得感は強い。
今回は荷物を運ぶために車を利用したが、一人だったら仙台~東京3000円の高速バスの方が断然安い。

翌日曜日。東京は桜が満開だった。

2009年4月12日日曜日

入学式

3日、入学式が開かれた。502人の入学者。学部生に交じって院生が45人ほど入った。私の入った研究科は初年度。初の院生である。
入学式の前にリハーサルで学歌なるものを練習した。小椋佳の作詞・作曲。そのためか、どうも校歌っぽくない。「青春の・・・」なんて歌い、気恥ずかしい。それでも本番では、なんとなく乗ってしまい、楽しく歌った。
入学式が終わったら、記念撮影。学部の学生、教師とともに約200人で写真に収まった。
この日はオリエンテーションもあり、まず研究科長の注意。学部卒、社会人ともに入試の成績がよくない、という。であれば、これから奮起するしかない。
事務の人が、高校の先輩と判明。1学年80人(私の代は67人)の小さな高校だったので単純にうれしい。
家に帰り、学生証に写るおじさんの顔を見て、学生になったことを再確認する。

2009年4月1日水曜日

第二の人生へ

昨日、30年以上勤めた会社を辞めた。
新しい人生のスタートである。
その人生再スタートの朝は、残念ながら雨だった。
それでも記念すべき朝。後悔しないように走った。
学校まで。今月から入学する大学院へ。5Km。30分。
そう。50歳も半ばなのに、学生になるのである。
写真は雨の大学。午前7時半。

今日1日、いろいろ忙しかった。
会社を辞めると、初体験の出来事が待っていた。
まず厚生年金から国民年金への切り替え。
今回は住所も変更したため、役所に転入届を提出して、住民票をもらった。
もらった住民票を持ち、銀行で住所変更手続き。
明日は免許証の住所変更手続きを行う。