元々は山形東高校卒業の同級生会、東哉会の集まり。第3木曜に集まるから三木会。蕎麦を食べ、語らうのが目的だったが、蕎麦に加えて日本酒を楽しむ会に発展した。会費3000円で美味しい日本酒が楽しめるとあって、友達の和が広がり、最近は同級生以外の人が多くなった。私もその一人。山形の例会に仙台からのこのこ出掛けて行った。
この日、150回記念の集まりには31人が参加。千葉・藤平酒造の「福祝 純米吟醸」で乾杯した後、過去の集まりで登場した第1回例会の天童・出羽桜酒造「春雷 大吟醸」、第50回例会の酒田・楯の川酒造「源流冷卸 中取り純米」、第100回例会の山形・秀鳳酒造場「恋おまち 純米吟醸」がふるまわれた。この3つのお酒は利き酒会の対象となったため、みんな真剣に味比べを行い、メモを取る。「あっ、俺わかった。間違いない」と自称、酒の通は自信を深める。
続いて佐賀・富久千代酒造「鍋島 大吟醸」、同じく富久千代酒造の「鍋島 Summer Moon(吟醸)」、宮城・新澤醸造店の「伯楽屋 純米吟醸」と「伯楽屋 特別純米」、石川・鹿野酒造の「常きげん 純米」、「常きげん 特別純米幻の加賀の庄」とおいしいお酒が次々に登場。会長が手打ちした蕎麦もふるまわれ、お酒の酔いも手伝い、会は最高潮に。
最後に、「楯野川 純米吟醸にごり生」を閉めでいただく。このお酒は特別参加の楯の川酒造社長さんからいただいたもの。すっきりした味わいで、夏にぴったりの清涼感が漂った。
日本酒を意識した料理プレート、150回記念ケーキもいただき、大満足の夜であった。