浦添で歯科医を営むC先生が「カレーに入れると美味しいよ~」って庭から掘り起こしてくれたものです。
それを山形のアパートで鉢に植え、さらに少し大きな鉢に植え替え、会社を辞めて仙台に移り住んだ際も持ち運びました。
月桂樹は少しずつ大きくなり、昨年秋にはみやぎ蔵王の cafe fua に地植えしました。
月桂樹は立派に根付いた、ようでした。
ところがこの冬は雪が多かった。
風も強かった。
南国の月桂樹には刺激が強すぎたのでしょうか。
雪が融けたら、月桂樹の葉はすっかり落ちてしまいました。
辺りの木々に新芽が出ても、そんな気配はありません。
木は、枯れてしまったのです。
この4年間、大切に育ててきたのに・・・。
沖縄から、大事に持ってきたのに・・・。
地植えしなければよかった・・・。
ところが、その根元に緑が。
新芽です。
まさかな~。
月桂樹じゃないだろうな~。
でも、月桂樹だったら・・・。
まさかな~。
先週、宮城県の国定公園担当の方が cafe fua にいらっしゃいました。
その方が植物に詳しいので、見ていただいたら、
なんと、月桂樹の新芽、とのこと。
月桂樹が芽を出したのです。
念のため、
「この辺じゃ地植えは無理でしょうね~。冬になる前に鉢に植え替えた方がいいのでしょうか?」
って聞いてみたら、
なんと、「大丈夫です。もう根づいてますから。植物には耐性があるんですよ」
とのご返事。
そう、沖縄の月桂樹はみやぎ蔵王で蘇ったのです。
おぉ~~良かったですね
返信削除思わぬ縁で長く付き合いすることになる人がいたり
植物でも同じようなことがありますね
子どもの成長を見るように愛おしいものです
ヤマモトさん、良かった、ほんとに良かった。
返信削除いただいたC先生に合わせる顔がないな~って思っていましたから。
このまま無事に育ってくれることを願います。