2012年6月3日日曜日

月桂樹の新芽が!

4年前の4月。暖かい沖縄から雪の山形へ転勤になった際、スーツケースに30cmほどの月桂樹を入れました。

浦添で歯科医を営むC先生が「カレーに入れると美味しいよ~」って庭から掘り起こしてくれたものです。

それを山形のアパートで鉢に植え、さらに少し大きな鉢に植え替え、会社を辞めて仙台に移り住んだ際も持ち運びました。

月桂樹は少しずつ大きくなり、昨年秋にはみやぎ蔵王の cafe fua に地植えしました。



月桂樹は立派に根付いた、ようでした。













ところがこの冬は雪が多かった。

風も強かった。

南国の月桂樹には刺激が強すぎたのでしょうか。

雪が融けたら、月桂樹の葉はすっかり落ちてしまいました。

辺りの木々に新芽が出ても、そんな気配はありません。

木は、枯れてしまったのです。

この4年間、大切に育ててきたのに・・・。

沖縄から、大事に持ってきたのに・・・。

地植えしなければよかった・・・。





ところが、その根元に緑が。


新芽です。

まさかな~。

月桂樹じゃないだろうな~。

でも、月桂樹だったら・・・。

まさかな~。


先週、宮城県の国定公園担当の方が cafe fua にいらっしゃいました。

その方が植物に詳しいので、見ていただいたら、

なんと、月桂樹の新芽、とのこと。

月桂樹が芽を出したのです。

念のため、
「この辺じゃ地植えは無理でしょうね~。冬になる前に鉢に植え替えた方がいいのでしょうか?」 
って聞いてみたら、

なんと、「大丈夫です。もう根づいてますから。植物には耐性があるんですよ」
とのご返事。

そう、沖縄の月桂樹はみやぎ蔵王で蘇ったのです。

2 件のコメント:

  1. おぉ~~良かったですね
    思わぬ縁で長く付き合いすることになる人がいたり
    植物でも同じようなことがありますね
    子どもの成長を見るように愛おしいものです

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  2. ヤマモトさん、良かった、ほんとに良かった。
    いただいたC先生に合わせる顔がないな~って思っていましたから。
    このまま無事に育ってくれることを願います。

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