2009年8月27日木曜日

北海道3000Kテントの旅~地図



7/30(木) 仙台発 八戸~六ケ所村 大間泊

7/31(金) 大間~函館~長万部 小樽泊

8/1(土) 小樽~富良野 上富良野泊

8/2(日) 旭川~士別~羽幌 初山別泊

8/3(月) 初山別~稚内~宗谷岬 雄武泊

8/4(火) 紋別~網走~斜里~ウトロ 羅臼泊

8/5(水) 羅臼~ウトロ~知床岬 羅臼泊

8/6(木) 羅臼~知床五湖~標津 別海泊

8/7(金) 摩周湖~屈斜路湖 釧路泊

8/8(土) 釧路~池田 帯広泊

8/9(日) 帯広~襟裳岬~日高 白老泊

8/10(月) 登別 白老泊

8/11(火) 白老~支笏湖~札幌~苫小牧 フェリー泊

8/12(水) 仙台着


知床岬へ~北海道テント旅7日目(羅臼泊)

羅臼2日目の朝は爽やかだった。
森の中、この裏はすぐ、知床の大自然である。








テントの周りにエゾシカが来ている。
近づいても逃げない。
ここでは、人間よりエゾシカが多いのだ。






テントはそのままにし、ウトロへ戻る。
途中、知床峠で下車。
羅臼は晴れていたが、霧がかかり、羅臼岳は望めない。


オシンコシンの滝を見る。
観光バスで大勢の観光客。やはりキャンプ場とは違う。











普通の観光客は1000円ぐらいの美味しそうな弁当を買い、観光船乗り場側の有料駐車場に車を止める、と思うが、コンビニで300円の弁当を買い、道の駅に車を止め、観光船乗り場へ向かう。


船はいささか退屈。2時間ほどして、知床半島の先端、知床岬に出た。
知床はウトロから以北に人は済んでいない。
秋から冬にかけてのサケ漁で使う番屋があるだけ。
陸路もないから、知床岬には船でしかこれない。
ウトロまでの帰りは、船内で寝る。




午後は知床自然センターに車を止め、遊歩道を歩き、フレペの滝を見る。
この遊歩道はよかった。
晴れていて羅臼岳がくっきり見える。
花がきれい。
シカも多い。






羅臼への帰路。知床峠から羅臼岳の全容が見えた。









キャンプ場には早めに到着。らうす第一ホテルで入浴。
まだ明るく、露天風呂のお湯が心地よい。もう風が冷たい。

夜、真っ赤な月が見えた。

サロマ湖展望台にはキタキツネ~北海道テント旅6日目(羅臼泊)

のっそりとテントを出る。
晴れそうな気配。だが、東の空は雲がかかり、太陽が出たのか、夜明け前か、よく分からない。
オホーツク海から登る朝日を見れる折角の機会だったが、日の出の時刻も知らず、ぼんやりと夜が明けていた。

晴れてきた。
テントをたたみ、海側のベンチに移動。
稚内で買ったコーヒーを淹れる。お湯を注ぐとしっかり膨らむ。いい味だ。
こういうコーヒーを飲むと身が引き締まる。

今日はできるだけ知床寄りのキャンプ場を目指す。まずはサロマ湖。そして網走だ。

238号、オホーツクライン通りに曲がらず、サロマ湖への一本道を走る。
ひたすら真っすぐ。
そのどん詰まり。サロマ湖があった。潮が引き、船が船体をあらわにしている。
あまりきれいではない。

サロマ湖展望台というところを目指す。
この道でいいのかなー、という山道を登って行ったら、展望台の駐車場があった。
ここで子ギツネが2匹。キタキツネ、なんだろうたぶん。誰かが餌を与えたのか、人間から離れない。
見てると、バッタを捕まえたりしている。
ネコと一緒だ。
展望台へは歩いて登る。屋上に出ると、サロマ湖が一望できた。
広い。
下の国道の車から、T元幹事長の声が聞こえた。
ここが地元なんだ。

山を下り、道の駅で一服。網走へ向かう。
食事をして向かったのは、博物館網走監獄。網走番外地シリーズが大好きだった世代としては、どうしても見たいスポット。
なんと学割がきいた。
また、映画が見たくなる。帰ったら、借りよう。
その近所の北海道立北方民族博物館も見学。日本人より外人さんが多い。
中南米のコーヒーが北極を通って北欧に運ばれた、など、なかなか興味深い展示が多い。

知床はさすがに遠いので斜里町を目指す。
斜里町でキャンプ場を探すが、めぼしいのがない。
キャンプ場ガイドを見ながら検討した結果、知床、それも最奥といわれる羅臼のキャンプ場を目指すことにする。
キャンプ場に電話すると、6時まで受け付けする、という。

途中、ウトロで食材購入。ウトロから羅臼へは知床峠を越える山越え。
ウトロ側は晴れていたのに峠が近付くと濃い霧。山を下っても霧は晴れない。
6時前に着いた。
このキャンプ場は昨年、クマが出たため閉鎖された。
いたるところに「クマ注意」の看板。昨年の話も出ていた。夜中にゴミ捨て場付近に現れたらしい。
ちょっと緊張するが、奥の高台に陣取る。
テントを張り終えると、暗くなりかけていた。

近くの温泉、知床観光ホテルへ。
ここの温泉はすごかった。
なにがすごいって、その不気味さが。
フロントで金を払い廊下をずっと行った先がお風呂。
おじさんが1人、脱衣場で涼んでいた。
中に入ると、うす暗く、湯煙でほとんど見えない。
広い。奥行き20m、横幅40mぐらいはあるか。
その中に湯船は3つ。
なのに客は俺1人。夜だし、これは少しビビる。
それでも折角だからと、すべての湯船を堪能した。

外に出たら真っ暗。
キャンプ場では真っ暗な中、調理開始。
後ろのテントのおじさんはもうテントの中に入った。
静か。テントは、この静寂がいい。

知床にいるんだ。




何もないオホーツク~北海道テント旅5日目(雄武町)

雨は明け方まで降り続いた。
朝になると、カラスの声が大きい。
5時ごろ起きると、どんよりとした曇り空。
目の前が海なのに爽やかさがない。
コーヒーを淹れ、パンを焼く。
今日はいよいよ最北端だ。

食事を済ませ、テントを干す。割と簡単に乾く。
7時過ぎ、出発。日本海を左手に見ながら、オロロン街道を北上。まずはサロベツ原野を目指す。
途中、風車が列をなしていた。

サロベツ原野では秋田から来た夫婦に会う。
ホンダのフィットの後部座席を倒し、板を張り、平らにしている。布団を積み、車中泊ができるよう改造している。
月の半分は車で旅行するという。ETCの1000円割引が登場してからは鹿児島まで行ったとか。
朝食と夕食は、前日夕、スーパーで半額になった弁当を調達。3日に1回ぐらいは宿に泊まり、美味しいものを食べる。
こういう旅行もいいかな、と思う。

稚内へは昼前に到着。洗濯物が溜まっていたので、ガソリンスタンドでランドリーの場所を聞く。
すぐ側にあった。洗濯をしている間、副港市場で食事。
奮発して2500円のウニ丼を食べる。カニの味噌汁付き。
うまいのだが、2500円の価値はあるか? 疑問。
隣の店で、ホッケの干物とイカ飯を購入。

洗濯物を回収し、ノシャップ岬へ。雨の中、到着。本当は利尻島が見えるはずだが・・・。残念。
稚内でもコーヒーの自家焙煎店を見つけ、100gだけ豆購入。
次は宗谷岬だ。


最北端なのだが、感動はない。冷たい雨の中、写真を撮って終わり。
間宮林蔵の碑があった。ここから先、樺太に渡り、樺太が島であることを発見したのだ。
先人の好奇心と勇気に敬服する。

あとはひたすら東へ。今回の旅行の最大目的地である知床を目指すだけだ。
「何もないよ」
吹上温泉でNTTの2人に聞いていたが、本当に何もない。
北海道NOが何台も追い抜いていく。
何をそんなに急ぐのだろう。
まあ、こっちは時間があるからな、と納得させる。
紋別まで行きたかったが、雄武(おうむ)町の日の出岬で妥協。
朝日がきれいだという。
海沿いに広がるキャンプ場。芝生がきれいだ。
雨はすっかり上がっている。

テントを張り、買い物。そして、お決まりの温泉へ。
今夜はオホーツク温泉「ホテル日の出岬
夕食は当然、稚内で買ったホッケの焼き魚。

2009年8月25日火曜日

旭川ラーメンはうまい~北海道テント旅4日目(初山別泊)

いびきも聞こえ、ベットは寝付けない。早朝起床。露天風呂へ向かった。
これが最高。小雨が降っているが、山も見える
冷たい雨と温かいお湯がうまくマッチする。
奥さんと札幌から来たというおじさんと話をする。
「札幌だと空が狭い。ここは空が広くていいですね」
なるほどビルや家に囲まれていないから空が広い。
気持ちも広くなるようだ。

この朝もコーヒーを淹れる。うまい。
朝食が終わるころ、雨は本降りに変わった。テントでなくてよかった。

雨だし、美瑛のお花畑を見る雰囲気ではない。旭川の旭山動物園を目指す。

8時半到着。9時オープン。ところがもう並んでいた。さすが旭山動物園
傘をさし、チケット購入の列に並ぶ。

園内に入り向かった先は、やはり白クマ。並んで入り、アザラシ目線で白クマを見られるドームのコーナーにまた並ぶ。しかし、残念ながらドームから白クマを見ることはできなかった。

次いで向かった先は、白クマと人気を二分するアザラシ。細長で丸い縦の水槽をアザラシがスーっと泳いでいく。

ペンギン、オランウータン、オオカミと眺め、カピバラのコーナーへ。鼻の下の長い、どこかのおじさんのようで、なんか愛嬌がある。上の方にはクモザルが同居している。

体が冷えてきて風邪をひきそうなので旭山動物園を後にする。

そろそろ昼時。旭川ラーメンを食べてみようと、車を走らせると、「ひびき」というガイドブックに出ているラーメン屋さんを発見。お店の方に「お勧めはなんですか?」と尋ねたら「塩を頼まれる方が多いですね」
この「塩」がうまかった。この旅行中4回ほどラーメンを食べたが、「ひびき」の「塩」が一番。

ラーメンを食べたし、JR旭川駅も一応チェックし、一路、初山別を目指す。

旭川鷹栖インターから道央道に乗り、士別剣淵まで走り、左折。
いよいよ山越えだ。時折小雨が降り、暗雲が立ち込めている。
はたして今夜の野営は大丈夫か。
天気予報ではなんとか持ちそうだが。
日本海側の町、羽幌を目指す。

羽幌から北上。道路を走る車は少なく、店もない。どんよりとした天気。そんな中、うっすらと左前方に海から突き出た山が見える。
利尻島の利尻富士だ。

初山別みさき台公園キャンプ場、到着。
キャンプ場の受付で聞くと、買い物は来た道を車で20分ほど戻ったところ、という。
本当に何もない。

車で戻り、コンビニで買い物を済ませ、キャンプ場近くの初山別温泉「岬の湯」へ。
露天風呂は日本海が目の前に広がる。解放感があふれる。夕日がきれいだろう。

キャンプ場の側には天文台もある場所だが、あいにくの曇り空。

夜半、雨が降る。


小樽、そして富良野へ~北海道テント旅3日目(上富良野泊)

小樽の朝は、鳥の声で目が覚めた。
前の晩、そしてその次の晩ともにぐっすり。
テントだが、しっかりしたエアマットを敷いているのでフカフカである。
朝はコーヒー。家からコーヒー道具を一式持参しているので、完璧なコーヒーを淹れる。
まずお湯を沸かす。その間に、ポット(沸かしたお湯を入れる)、サーバー(ドリッパーから出たコーヒーを受ける)、ドリッパー(フィルターに入れた粉を入れる容器)、ペーパーフィルターを用意し、前日買った豆を挽く。
この瞬間がいい。お湯が沸く音がコトコト響き、コーヒーの香りが漂う。
生協で買った豆はやっぱり膨らまなかった(炒って間もない粉はお湯を注ぐと膨らむ)。
それでも、2日ぶりのコーヒーはうまい。しかも森の中のコーヒーは格別である。

キャンプ場から近い天狗山に車で登る。市街地が見えるはずだが、霧が濃く、視界が開けない。
小樽の町へ。車を止め、徒歩でブラブラ街を歩く。観光地だ。観光客向けの人力車もある。
北海道の石炭を運ぶ港として発展した街のようである。
戦前の発展が思い浮かぶ。
案内所でコーヒーの自家焙煎店を尋ねる。
「可否茶館」というところを教えてもらい、豆購入。
かま栄」というかまぼこ屋さんで「パンロール」というかまぼこをパンで包んだものをいただく。
これうまい。脂っこいが、うまい。
新鮮なコーヒー豆も買えたので、小樽を後にし、札幌自動車道に乗る。
札幌は通り過ぎ、滝川を目指す。
途中、岩見沢サービスエリアで昼食。「ポテト麺」というのを頼む。ラーメンの麺にジャガイモを練りこんでいるのか、うまい。冷たい麺である。
後は一気に富良野へ。
富良野では、新富良野プリンスホテルで、テレビドラマ「風のガーデン」の舞台となったブリティッシュガーデンを見る。「風のガーデン」は倉本創作で、緒方拳の遺作。
ドラマを見ていないので、残念ながら感動もなし。
ゴルフ場跡地に造られた庭園はこじんまりとしていた。
続いて、「ファーム富田」。これはすごい。クリックしてホームページを見てください。それだけでも良さが分かる。
中に「ファーム富田」の歴史を記した看板がある。経営が苦しく全部刈ろうとしたが、刈れなかった、と。
ラベンダーの蒸留水、石鹸などを購入。ラベンダー色のソフトもいただく。
宿泊先の「吹上温泉保養センター白銀荘」へ向かう。
天候は晴れ。雨は降りそうにない。テントの方がよかったのではないか。
白銀荘は自炊の宿。
みんなすき焼きやカツオの刺身と豪華な料理を作っている。
そんな中、宿の冷凍食品を温める。
札幌から登山に来ていたNTT社員2人と同じテーブルになる。
2週間ほど前に中高年者10人が亡くなった大雪山系の遭難はこの近くの山で起きたと聞く。
日本海側を稚内まで北上する、と言ったら、初山別に宿泊することを勧められる。
宿泊場所は2段ベット。料金は2600円。
温泉がよかった。サウナも付いていて、露天風呂が広い。

写真は「富田ファーム」。


どこまでも続く一本道~北海道テント旅2日目(小樽泊)

7月31日は5時に起きた。テントをたたみ、6時にはフェリー乗り場へ。
7時10分発のフェリーで函館に渡った。1時間40分の船旅である。
実は帰りのフェリーが予約できてなかった。苫小牧から帰るつもりだが、満席。フェリー会社の札幌営業所に電話するが、満席とのこと。キャンセル待ちを依頼する。
フェリーターミナルで、高速道路が3日間3950円になるというETC向けサービスがあることを知る。電話受け付けはないので、四苦八苦して携帯から申し込む。(後で、申し込まなかった方が安かったことを悟るのだが)
函館近郊泊を考えていたが、高速道路が安いなら、と小樽を目指す。八雲から高速、道央道に入り、あっという間に長万部に着く。羊蹄国道に入る。
道路が真っすぐ。対向車も少なく快適なドライブ
道の駅「らんこし・ふるさとの丘」で、ベーグルサンドのランチ。
北上。ニセコ着。ずっと行きたかった滑りたかったニセコスキー場が、札幌から結構離れた場所にあることを知る。
ニセコの道の駅「ニセコビュープラザ」では高原の野菜を購入。
倶知安、余市を経由して、小樽へ。
市街地から近い「おたる自然の村キャンプ場」を探す。
駐車場からはリヤカーで荷物を運ぶシステム。
森の中。静か。
テントを建て、「小樽天然温泉湯の花手宮出殿」へ。夜が迫っているため、慌ただしく上がり、生協で食材購入。コーヒー豆も購入。
ランプを灯して食事。
ラジオを聴いていると、翌朝は雨が降りそう。富良野近くの吹上温泉の相部屋を予約する。

写真は函館のフェリーターミナル。