ブルーベリーがポツポツ実りだした、と思ったら、次々に着色し始めた。
朝に収穫しても、昼になると、もう他の実が食べごろになっている。
たまたま登山帰りのランニング仲間(ラン友)が一緒に山に登った友達と尋ねてきて、「こんだけ実って、どうするか、ですねー」とぼやいたら、八百屋さんをやっている従兄弟を紹介してくれるという。家のすぐ近所。早速訪ねて行くことに。
あわてて見本のブルーベリーをプラスチックのパックに詰めて持って行ったら、試食してすぐ、「いくら?」 訪ねて行く車の中で、「話し方がぶっきら棒だから」と聞いていた通りのストレートしゃべり。
「素人だからわからない。普通はいくらで仕入れてるんですか?」などと聞いていたら、「○○○円でどう?」。その値段で決まってしまった。「明日の朝、これで40~50個入れて」
手元には自家用分しかない。これじゃ40個のパック詰めにはとてもじゃないが足りそうにない。雨が降ってきたが、翌朝だけでは需要分に満たない。畑に出てブルーベリーの収穫を再開した。
はかりもないので、実家に取りに行くことに。
はかりを持って家に帰り、パック詰めをしてみたら、これが大変。
無農薬だから、そのまま食べられるが、お店に出すやつだからゴミとか虫が混じってちゃまずい。傷があるやつも味が変わるから対象外。そのための選別を行う。水滴が付いていると腐ってしまう、というから、ブルーベリーの粒に付いた夕刻の雨を一個いっこティッシュで拭う。
いつの間にかオールナイトニッポンが始まる時間に。そして時計の針は午前0時を回った。
夕刻収穫したブルーベリーのパック詰めがようやく終わったので、就寝。しかし寝付けず。
午前4時。シャワーを浴びて収穫に繰り出した。
戻って、パック詰め。今度は水滴取りはないが、大きさ、傷の有無で選別。それを繰り返す。時間がかかる。
午前9時前。40個のパックが詰め終わり、納品した。
八百屋さんには「大変。続けられるかどうか、疑問です」
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