樹の根本はしばらく放置していたので、草が生い茂っています。
この草をむしり取り、次に草払い機で綺麗にします。
その後、肥料を散布。
疲れます。
そこで、ブルーベリー酢を炭酸でわったブルーベリーサワーをゴクゴクゴク。
魔法瓶の中、氷で冷やしているため、暑さが一瞬忘れられます。
あっさりした酸味が喉を潤します。
疲れてきたので、シャワーを浴び、お昼は、ご近所の慢瑶茶(まんようちゃ)さんへ。
「冷し台湾」と「麻婆豆腐」を頼みました。どちらも800円。その辛味が暑い日には嬉しい。天津桃のお茶もサービスでいただきました。
お隣のお客さんがふんわりしたかき氷を食べていたので、心躍らされますが、じっと我慢。
次なる目的地のために、お腹を開けておきます。
やまびこ茶屋へ。
蔵王ロイヤルホテルの右裏。島川記念館の手前にあります。
以前は民宿やまびこ荘を経営されていたそうです。
こちらの凄い点は、ご主人が部材を一人で切ったり、集めたりした点。
庭には巨岩が積み重ねられていますが、こちらも所有のクレーン車で構築したそうです。
裏手の駐車場から店舗まで雄勝石が敷かれています。
驚いたのはその周りに草がないこと。
尋ねたら、一つ一つていねいに取り除いているそうです。
なんでも、そうして何年かするとやがて苔が生えてきて、それを見るのが楽しみなのとか。
クーラーはありません。
でも風が抜けて気持ちいい。
天井には大きな梁。もともと農家で、その梁を再利用したそうです。
4mほどの長さ、厚さ10センチ近いテーブルもオーナーの手づくり。
名物の草餅と冷し甘酒をいただきました。
春先にとって丁寧につぶしたヨモギが手作りの餅と一体になって口の中でとろけます。
甘い梅干しもその酸味が夏に向きます。
こちらのオーナーご夫妻は以前、ハクという白い犬を飼っていて、そのハクを母親と思ったフランス鴨の雛が後を付いて歩く姿が何度もテレビに取り上げられ、映画にもなりました。
犬のおかげで楽しい人生を過ごせた、とご夫妻はおっしゃっています。
この木、幹周り1mほどの欅です。
これもご主人が一人で、移植した、とか。
根をムロで包むのが大変らしいです。
店舗西隣の高さ20mほどの杉は大きくならないよう、てっぺんを切って寸止めしてます。
これも一人で作業された、と。
「杉は枝があるから登りやすい」
やまびこ茶屋さんの後は、すぐ近くの元窯さんへ。
ちょうど焼き物教室のお客様がいらっしゃっていたので、ちょっとだけお話。
ここでも話題になったのは、やまびこ茶屋さんのご主人のこと。
「あの人、スーパーマンだね」
まさにスーパーマンのスーパーな人生をちょっとだけ覗かせていただきました。
その後戻って、再び草刈り作業。またまたびっちり汗をかき、ランニング・ショーツに履き替え、休日の締めは青根温泉へ。4.5Kほど走って、後続車に収容されてしまいました。
お湯は暑くて、気持よかった。今日も行こうかな。こんどこそ目的地まで走って。