2015年4月14日火曜日

会話も春色

久しぶりに町に出ると、満開の桜と共にフレッシュマンが溢れていました。

黄色い帽子に黄色いランドセルカバーの小学一年生。

今は赤と黒のランドセルだけでなく、パステルカラ-のランドセルも多いんですね。


いくら着崩していても、しっかりセンターの折り目のあるパンツ、

手が隠れるくらいそでの長い上着ですぐに一年生とわかる高校生。

七日原ではなかなかお目にかかれない光景です。



春になると、お客さんとの会話も、春っぽくなってきます。

「今日も寒いね~」 「雪が積もったね~」

から

「暖かくなったら、クリスマスローズの茎がぐっと伸びるのよね」







「もう水芭蕉見に行った?」

ここから車で10分位の所に水芭蕉の群生地があります。



今年はまだ行けてませんが今が満開です。

t-higashikouji さんのブログです→ 




「大河原の桜見に行った?」

ここもこのあたりでは有名な大河原の一目千本桜。

白石川の両岸に並ぶ桜は圧巻で、

晴れている日は川面に蔵王連峰が写るのを見ることができます。

と言っていますが私は残念ながら本物を見たことがありません。

標高480mさんのブログをどうぞ→ 

この季節だけ電車もここは徐行運転をすると言う粋な計らいです。



会話も春色、春満開です。





2015年4月9日木曜日

パンを食べ、コーヒーを飲み、揚げもみじをいただく~広島・尾道

菅生サーキット場
電話代やちょっとした買い物で貯めた飛行機のマイレージの期限が一杯になり、少しずつ消滅することがわかりました。

調べたら仙台から広島に行けます。大阪や福岡には行ってますが、広島は未知の世界。1泊2日の日程を組み上げ、朝8時発の飛行機に乗りました。

蔵王は残念ながら厚い雲に覆われていました。でも山形道の東北道ジャンクション、菅生サーキット場、宮城蔵王カントリークラブなどを望むことができました。





広島飛行場までは1時間40分ほど。りんごジュースをいただき、小説をひもといたら着いてしまいました。

レンタカーを借り、まず目指したのは天然酵母でパンを焼いているカントリーグレイン。本当に田舎にありました。古民家を直したというその建物は風情がありました。商品のパンはカンパーニュなどハード系で、どれも美味しそう。しかし旅行は始まったばかり。持ち帰りは諦め、ランチをいただきました。

ランチは見た目も、パンの味も十分満足できる内容でした。本当に田舎で、市街地からは相当離れているのに、店内は一杯に。月曜とは思えない混みようです。


カントリーグレイン外観

カントリーグレインのランチ

次に目指したのは、レンタカー屋さんで聞いたコーヒー屋さん、くぐり門珈琲。こちらで話をすると、マッサンの故郷、竹原市をご紹介され、急きょ、竹原へ向かいました。

くぐり門珈琲
マッサンのモデル、竹鶴政孝氏の生家

時間がなくなってきたので、本来の目的地である尾道へ急ぎます。

尾道でもコーヒー屋さんを目指し、スペシャルティコーヒーを全面に宣伝しているClassicoを訪問。お店の方とお話すると、大林宣彦監督の高校の後輩だということです。

向かいの観光案内所で見どころを尋ね、「転校生」で主人公二人が入れ替わるあの階段へ。「ふたり」のワンシーンに登場する石畳を歩き、千光寺へと登ります。

残念ながら桜はもう散り始めていました。生憎の雨模様で、本来だったらきれいに見えるはずの瀬戸内も霞んでいます。

Classico
尾道市街







宿は尾道郊外の公共の宿、ふれあいの里。温泉付きです。ちょっと贅沢してマッサージを頼みました。気持ちが良くて寝てしまいました。

翌朝、普段走っていないのにジョギングへ。宿の周りのハイキングコースを2周しました。コースは荒れていて、持ってきたトレランシューズが役立ちました。

尾道ふれあいの里


















テレビで、その日が戦艦大和が鹿児島の海に沈んでから70年と報じていました。造船された呉で追悼式が行われるようです。またまた急きょ、呉の大和ミュージーアムへ進路を向けました。

着いたら、大和ミュージーアムも隣の海上自衛隊呉資料館も休館日。追悼式は少し離れた場所で既に始まっています。

大和ミュージーアム前の戦艦陸奥主砲とスクリュー

広島へ行き、原爆ドーム、資料館を見学。日本人より外国の方が目立ちます。

原爆の模型

宮島。念願のお好み焼きを頂きました。駐車場のおじさんに聞いたら「そば入り肉玉イカ天生」がオススメというので、この言葉を何度も復唱してお好み屋さんへ。ただし最後の「生」(ビール)は運転があるので断念しました。お好み焼きはもう一つ、牛スジ入りというのも頼み、お腹一杯になりました。

広島のお好み焼き


















フェリーで宮島入り。初厳島神社。ちょうど潮が引き、大鳥居まで歩いて行きました。

レンタカー屋さんのお姉さんと宿のお兄さんが「好きだ」という揚げもみじも食べました。どうやら登録商標を取っているようで、宮島でしか頂けないようです。

厳島神社

揚げもみじ

後は空港へ。道に迷いながらもなんとか戻り、充実の2日間でした。完全なプライベート旅行はかなり久しぶりで、これから忙しくなるシーズンを前に十分リフレッシュできました。

2015年3月30日月曜日

こどもって・・・いいなぁ



子育てをとうに終えた私達にとって、小さい

お客様は新鮮でかわいい、

そしてイイ刺激になります。


親子4人でのご来店。

飲食中、6ヶ月だという赤ちゃんが

ぐずりだしたのでちょっとだっこ。


バブバブしていましたがそのうちスースーと

軽い寝息が聞こえてきました。



暫くだっこしていると重くなってきたのでソファー席に移動します。

すると5歳のおねえちゃんもやって来て、保育園の話や買ったばかりの7人乗りの新車のことをたく

さん話して聞かせてくれました。



帰り際ご両親が

「びっくりしました。娘が親以外に抱っこして寝たのは初めてです。おかげでゆっくりコーヒーが飲め

ました。ありがとうございます。」

この言葉を素直に受け取り有頂天に嬉しくなった私です。

こちらこそありがとうございました。




知人のWさんの、中学生の娘さんが

コーヒーに興味を持ち始めました。

焙煎やコーヒーの抽出方法などについて

話をして欲しいと依頼を受けていたのです。

春休みになった昨日の閉店後、家族で

やってきました。


この三姉妹の末っ子ちゃんが面白い!

大人顔負けの会話で、始終笑いっぱなし。

傷んだ脳にだいぶ酸素を送り込むことができま

した。

ありがとう。


そして、子供って言ったら失礼になる

大人の美人姉妹。

「Sです。ケーキを3人分とっておいてくださ

い」

今日はおかあさんと3人でドライブかな・・


昼過ぎ現れたのは姉妹とおばあちゃん。

カウンター席で2人に囲まれたおばあちゃん

は嬉しそうです。





こんな関係・・いいなぁ。

私もいつか孫にドライブに誘ってもらえるようなかわいい

おばあちゃんになろうと心に決めた日でした。







2015年3月27日金曜日

海の見える病院

仕事が終わった夕方、空を見上げると

飛行機雲が夕焼けに染まっているのが見えました。





3年前、夫のジョギング仲間のSさんにTさんとMさんを紹介していただいてから

ちょっと親しくさせていただいています。

今年で第4回目を迎える『東北被災地を忘れない400Mリレーマラソン』の主催者です。


失礼ながらおふたりは、普通に被災地に心を寄せていただいている方としか思っていなかった私は

今年の3月11日にTさんがルポルタージュした『海の見える病院』を手にすることになったのです。


石巻市立雄勝病院に勤務する方の3.11です。

命を守る病院でどんな理由があっても患者を死なせてはいけない、

入院患者を置いて逃げられない。

病職員もたくさん亡くなり、津波で流されながらも奇跡的に助かった方達は

それ故に今だに二重三重の苦しみを抱えているのです。


Tさんの文章はスっと体に入ってくるのに切なくて何度も中断せずにはいられませんでした。

語られなかった事実がありました。

おふたりがこれほどまでに被災地に心を寄せてくれる真実が書かれてありました。


是非たくさんの方にこの本を手に取って欲しいと願っています。




今年も4月11日をスタートに

TさんとMさんはたくさんの賛同者の方々と仙台を目指して走ります。


「3、11忘れない」の揃いのTシャツを着て。







2015年3月24日火曜日

行ったり、来たり・・・

先週までぽかぽか陽気が続き、

雪が日に日に、いいえ時間を追うごとに消えていくのがわかりました。


オオイヌノフグリ


水仙


ふきのとう



前のセントラルロードだってこのとおり。



ところが・・・・・

今朝起きてみますと、




こんなふうになっておりました。

せっかく芽を出した水仙も雪に隠れてしまっています。


かわいそうになり指で雪をかき分けてみたり・・。



しかし、こんな雪に負けている者達ではありませんが、

季節は行ったり来たりしながら、本物へと移っていくのでしょうね。

今週末はまた初夏のような陽気になりそうです。





2015年3月11日水曜日

2015中南米コーヒー探訪②~コーヒー栽培を支える人々

From Seed to Cup.

スペシャルティコーヒーにとって、とても大事な言葉です。

コーヒーの種からカップとして飲むコーヒーが出来上がるまで、その一つひとつの工程が大切であることを意味しています。

コーヒー豆の収穫
コーヒー栽培はそのひとつの過程です。そして、とても重要です。なぜならコーヒーの味のほとんどは生豆で決まってしまうからです

そのコーヒー栽培は、大勢の人に寄って支えられています。山間の急斜面にコーヒーの苗木を植え、肥料を与え、手で収穫する。その大変な作業は人力で行われます。




一日の作業を終えた収穫労働者

コスタリカの場合、中米の中では比較的裕福な国であるため、「ピッカー」と呼ばれる収穫労働者は自国内で調達することが困難です。

このため主なピッカーは北側に隣接するニカラグアや南側のパナマから入ってくる季節労働者たちとなります。

ニカラグアのピッカーはホンジェラスでも人気が高いため、コスタリカでは人集めが大変です。
















ニカラグアでバスを待つ人々

ニカラグアで収穫したコーヒーチェリーをドライミルに落とす人々
ニカラグアのドライミルで天日乾燥

コスタリカの収穫風景








籠にぎっしり























収穫は重労働です。

しかも赤や黄色などしっかり色づいた完熟チェリーをピックしないと、比重選別で水に浮き、はねられてしまいます。

折角収穫してもスペシャルティコーヒーの基準に満たないのです。


コスタリカのアフリカンベッドで天日乾燥


ですから熟練したピッカーの働きはとても重要です。

とくに収穫したチェリーを直接天日乾燥させるナチュラル製法では、乾燥させると緑のチェリーも黒くなるため、外からは判別できなくなります。

収穫する段階で完熟している実だけをピックすることが大事な作業になるのです。


ニカラグアのサンホセ農園


収穫してきた豆を計量~ニカラグア









銃は泥棒対策









最終的にはカッピングで判別されるコーヒーですが、品質の高いコーヒー、とくにナチュラルは、完熟したチェリーだけが集められることが、その優劣に大きく関わってきます。

美味しいコーヒーは有能なピッカーから。有能なピッカーにはそれなりの賃金を。

となれば、美味しいコーヒーが高くなるのもやむを得ないのかもしれません。

4年経って

年長さんだった子は5年生。中学2年生は大学生になる。

 昨年秋に見た南三陸はまだ、広大な空き地が広がったままだった。

 仙石線が復旧し、常磐自動車は全線開通したが、人は戻らない。戻れない。

 自分は、生かされた自分は何をしてきたか。何をやれたか。

 振り返ってみると、人前で言えるようなことは何もない。

 今日は、そんな自分を見つめ直す日なのだろう。

 そんな日を与えていただいたことに感謝したい。

 自分の足で走った、あの閖上の市場にはまだ行っていない。七ヶ浜のヨットハーバーにあったあのカフェにも。

 今度の休みには閖上に行ってみよう。七ケ宿のカフェにも。

 その地で、あの日のことを思い起こし、生かされたことに感謝し、改めて考え直してみたい。自分は何ができるか、と。