雪が融け、蔵王の集落にも春がやってきた。家の裏や木の陰などにはまだ雪が残っているが、ブルーベリー畑の雪はすっかり消えた。
竹やぶの隅の方からフキノトウが顔を出した。よく見たら、もう花芽が出ている。見つけるのがちょっと遅かったみたい。来年はもう少し早く探そう。でも、山に行き、残雪を探したら、まだまだフキノトウは見つけられる。
初めてトラクターを運転し、畑を耕した。一部は鶏糞と苦土石灰を撒いてから土を起こす。
水が染み出ている農業用水管を心配して身に来てくれた近所の方から、トラクターによる耕起の仕方を聞く。最初は浅く起こして、だんだん深くしていくといい、という。最初から深く起こすと、トラクターへの負荷が大きくなるらしい。
トラクターは、前面に物を運ぶバケット、背面に耕作用のロータリが付いている。操作用のレバーやスイッチが沢山あり、車の運転しか知らない者にはチンプンカンプン。それでも何とか操作して、300坪ぐらいを耕した。
スコップやクワで掘り起こすとの違い肉体的には疲れない。ただ大型機械だし、間違って耕して畑に凹凸が出来たりで、トラクターを倒したら大変と、精神的には非常に緊張した。
出来上がった畑には満足。これでジャガイモを植えられる。楽しみがまた増えた。
0 件のコメント:
コメントを投稿