2011年4月24日日曜日

原子力のこと

福島第一原子力発電所の事故が収まらない。半径20キロ圏内が立ち入り禁止区域に設定された。着の身着のままで現地を離れざるを得なかった人々は、家も仕事もないまま避難所に詰め込まれ不自由な生活に追い込まれている。

福島第一原発は廃炉になるのだろう。原発以外のエネルギー、という声が大きくなっている。

水力、風力、波力、太陽光、太陽熱、地熱、バイオマスといった再生可能エネルギーは益々重要となってきた。地球温暖化の原因とされるCO2など温室効果ガス削減のためにも、再生可能エネルギーの普及が大切である。

原子力発電は今後、その危険性をなくすため、これまで以上の安全対策が望まれる。

しかし、原子力開発の研究を止めてはならない。水力の水はどうしてあるのか。風は? そもそも太陽のエネルギーではないか。太陽のエネルギーがあるからこそ暖かく、地球上の動植物は生きられる。太陽のエネルギーがあるからこそ、光合成が起き、植物が成長する。太陽は核融合のエネルギーである。原発とは違うが、原子力である。地熱は? 地球の熱である。地球の熱エネルギーはコアの部分のエネルギーもあるが、放射性物質の崩壊による放射線の放出が役立っているらしい。

危険性の除去は大切だが、単純に原子力除去とはならないでほしい。なぜ事故が起きたかを検証し、事故が起きないよう対策を打つべきである。

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