カフェオープンまで2日前となりました。
振り返ってみると、田舎で広い空間のあるカフェをやりたいな、と漠然と思ったのは沖縄勤務時代の5年前。「スペシャルティコーヒー・・・」というコーヒー講座を受けたのが始まりでした。
スペシャルティーコーヒー、というコーヒーに触れ、その美味しさに驚きました。また講師の方の「カフェを計画されている方?」にも驚きました。ひょっとしたらできるかも、と勘違いしてしまったのかもしれません。
沖縄の田舎には、素敵なカフェが沢山ありました。ヤンバルの森の中のカフェ、南部の海が見渡せるカフェ・・・。なかでも本部のカフェは広い庭があり、若い夫婦が子連れでくつろいでおり、ゆったりとした時間の流れに身を任せる心地よさを味わいました。
本土には、こんなカフェはなかったんじゃないか、本土にも田舎の広い空間のあるカフェがあったら・・・。農作物を育ててカフェをやりたい。夢は膨らみました。
3年前、勤めていた会社が早期退職者を募集しました。このチャンスは逃したくない、と退社。すぐにカフェの準備に入るはずでしたが、思うようには、なかなかいきませんでした。
当初、住居のあった東京で準備することを計画しましたが、実家のある仙台に変更。宮城県や福島県の物件を探しました。
二転三転し、当地蔵王に物件を見つけたのは2年前の夏。悩んだ末に物件を手に入れ、震災に逢い、ようやくの開店です。
まだまだ素人ですので、「プレオープン」ということにします。
ここまで来るのに、大勢の方のお世話になっています。
あまりにも大勢の方にお世話になっているので、直近の方だけ記します。
まずご近所の方。野菜をいただいたり、蔵王町の情報を教えてくれます。
店舗に改装する工事をやってくれた大工さん。薪ストーブで薪が必要なことを話したら、自分が建築中の家の解体工事で出た材木や、先日の強風で倒れた木をたくさんもらいました。
奥さんの昔むかしの同僚。家の庭木をいただき、昨日は差し入れの手づくり料理をいただきました。
実家のリフォームで訪れたハウスメーカーさん。センスのあるカーテン屋さんを教えてくれました。
福岡時代のご近所の方。改装の元となるデザインを作ってくれました。とても素敵なパース画で、将来、こんな風になったらいいな、と思います。
最後に走友会の仲間。なんと車5台をゆったり停めれる駐車場とテラス席を実費で整備してくれました。
オープンまでたどりつけるかどうか。まだまだ気を抜けませんが、まずは感謝。大勢の素敵な人に恵まれ幸せです。
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