朝から降りだした雪。しんしんと降り続き、
午後3時頃には、こんなに積もりました。
ほっとくと、明日の雪かきがたいへんなことになりそう。
一旦今日のうちに片づけたほうがよさそうです。
さて今日はどんと祭の日ですが、1月14日に行われる珍しい行事2件に遭遇しました。
一つは
中は紅白のお饅頭です。 厄年の方がいる家で厄年の数のお餅を配るんだそうです。厄を配って
食べてもらうとか。
ご近所さんがたまたま重なってもらったということで持って来てくれました。
中は苺大福と豆餅です。 おいしくいただきました。ごちそうさまでした。
二つ目
夕方、遠刈温泉にある商店で買い物をしていると、大きな手提げ袋を持った子供のグループが入
って来て
子供達: 「あきの方からちゃせんこに来した」
私: 「えっ??」
商店のおばさん: 「今年はどっち?」
子供達: 「南南東」
私: 「何事ですか??」
聞いてみると
午後3時過ぎ頃から子供達が「あき(恵方)の方からちゃせんこ来した」と言いながら、厄年の人が
いる家を回り、お餅やお菓子をもらいます。恵方の方から来た子供達に食べ物をあげることで厄を
落とそうということです。
お菓子の袋をもらい嬉しそうな子供達。
どうりで今日の温泉街は子供達で賑わっていたはずですね。 おばさん曰く、「今日1日で、1ヶ月分
位のお菓子はもらうと思うよ」
今は厄年の家だけではなく色んな家をまわり、これは蔵王町でも遠刈田地区だけにつたわる風習
だそうです。
駐在所にも沢山の子供達が行っていました。 きっとおまわりさんもポケットマネーでお菓子を準備
しておくんでしょうね。
日本のハロゥインみたいでとてもおもしろかったです。