2011年6月6日月曜日

あこがれの屏風~南蔵王縦走#1

七日原から見上げる蔵王は屏風のような急峻な崖が広がるから「屏風」と呼ばれる。その頂点は屏風岳。1825m。宮城県の最高峰だ。

いつも「屏風」を望み、いつかはあの尾根を歩いてみたい。せめて、その近くの「芝草平」という湿原を見てみたい。

毎日そう思っていた。

その屏風岳を訪れる機会がひょんなことからやってきた。

走る仲間のSさんから電話がかかってきて、「明日そっち行って、一緒に山に行ってみようと思って」。軽~い電話だった。

翌夕、Sさん夫妻がやってきて、特段、翌日の山の話にはならず、その晩は帰ってしまった。「明日8時ごろ来ます」と。

Sさん夫妻は8時半ごろやってきた。

Sさんは長靴にジャージーという姿。上はランニング用の帽子とウインドブレーカー。その辺の畑まで散歩といういで立ちだ。

「ダウンとか持って行った方がいいですか?」

「んだね。山は着なくていいから、もう1枚持って行った方がいいね」

「芝草平」というところまで行くのかな。このときはまだ、そう思っていた。

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