2011年6月6日月曜日

芝草平から屏風、縦走へ~南蔵王縦走#2

蔵王エコーラインの路肩に車を止め、登山道に入ったのは午前9時10分。天候は曇り。登山道にはまだ雪が相当残っている。

緩やかな登り、下りを繰り返す。尾根を歩いているはずだが、ガスがかかっていて下界は見えない。

2時間ほどで着いた芝草平は湿原地帯。まだ季節が早く、花は見られない。ここでお昼にして帰るか、屏風岳まで行くか、となった。

30分ほどで着くというので、屏風岳まで足を延ばすことになった。

「宮城県最高地点」という場所は、標識も何もなく、登山道の途中だった。そこを過ぎたところが屏風岳。ここでお昼を取ることにした。

いつも見ている「屏風」のてっぺんで食事。イメージしていたことが現実となった。視界が悪くとも、あの辺が七日原かな、と考えるだけで幸せである。

ガスが少し薄くなり、七日原の牧場らしきところが、薄っすらと見えた。右前方に山のシルエットが現れ、馬の神岳、水引入道とわかった。

お昼を食べながら、ここまできたら不忘まで行ったら、なんて話題が出てきた。最初はSさんがエコーラインまで戻って車を到着地点まで回す、と話していたが、道案内役の奥さんが不安だ、というので、奥さんが車を取りに行き、Sさんが案内してくれることになった。

「えっ、縦走」。予定になかったことなので、不安もよぎったが、行きたい、という気持ちが優った。

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