屏風岳から先はガスが薄らいできて、尾根がはっきり見えた。
軽い気持ちで来たのに、本格的な縦走である。
車で上まで登っているので、疲れはあまりない。
簡単に尾根歩きを楽しめ、まるで“山歩きのいいとこ取り”である。
Sさんによると、今年は雪が多く、いつもより花が遅れている、という。
それでも高山植物が可憐に咲いていた。
山の尾根は強風が吹いていた。その風に負けずに、花を咲かせていた。
とくに屏風岳から南は花の種類が多く、これからはもっと見事になるらしい。
南屏風岳、そして不忘山を通り、白石スキー場まで歩いた。不忘山では、昭和20年3月に墜落したB29 の乗組員を弔う「不忘の碑」に手を合わせた。
午後4時10分下山。合計7時間の縦走は忘れ難い時間となった。
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