2009年12月10日木曜日

太陽熱発電

この白く輝くのは平面のフラクタルレンズ。このレンズで太陽の熱を集熱し、熱を電気に変換する素子がその背後に控えている。その数100枚。写真ではうまく見えないが、両側に太陽光を電気に変える太陽電池も備えられている。
この面は、写真ではほぼ垂直だが、太陽を追尾し、常に正対する仕組み。
朝になれば東を向き、日中は南、夕方は西に向く。
太陽光発電同士で比べても、追尾しない方式に比べれば、倍以上の発電率を誇る。

この太陽熱発電の実験システムが12月10日、宮城大学に完成した。

各パーツ自体は専門家が作ったものだが、組み立ては手作り。熱電素子の周りを耐熱石綿で囲んだり、フラクタルレンズを固定したり、私も少しだけかかわった。

線の接続はまだ。終わったら、いよいよデータ採取が始まる。

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