相馬・松川浦 |
相馬に住んでいた頃、近所の洋服屋さんとよく一緒に釣りに行ったそうです。
手漕ぎの船を、一人では操作しづらいため、二人で行くのだそうです。
特に好きな釣りは「二歳ダイ」釣り。「二歳ダイ」というは黒鯛の二歳クラスで、引きがとっても強いのだそうです。
「イサザ」というコマセを撒いて、魚をおびき寄せ、細いハリスで釣るのが醍醐味なのだとか。
酒を飲むと、この話をよくします。
ふん、ふん、と聞くのですが、「二歳ダイ」「イサザ」がよくわからず、聞き流していました。
ところが今日、この洋服屋さんの次男坊ご夫妻がお店にいらっしゃいました。
まったくの偶然です。
どちらからいらっしゃいましたかー
「相馬」
私も相馬です。
「どちらですか」
相馬市☓☓です
「うちも☓☓の洋服屋です」
ひょっとして、お父さんは釣りをやられますか。
「大好きです」
どちら。
「味噌屋さんの側の洋服屋で・・・」
うちはカネボウの裏で、鎧屋さんの隣に鍛冶屋さんがあって・・・
「『二歳ダイ』を釣りに、『イサザ』を採って・・・」
「二歳ダイ」、「イサザ」が会話に飛び出しました。
なんと、父がよく一緒に釣りに行っていた洋服屋さんの息子さんだったのです。
びっくりしました。家に戻って、父にこの方のお父さんの名前を話すと、「間違いない」
長く生きていると、不思議な出会いがあります。
☆カクさんへ
返信削除良い話ですね・・・奇遇でしたね・・・すばらしい!
昨日お客様は「親父はよくバイクで釣りに行ってた」と話していました。
返信削除うちの父は「自転車で」と。
夜、父に会って聞いたら、お客様のお父様はバイクで、父は自転車で釣りに行ったそうです。
夜明け前、釣り竿や道具をくくりつけたバイクと自転車が松川浦へ向かう砂利道をガタガタと走ったのです。
もう50年も昔の話です。
釣り、と聞くと直ぐ反応します。
返信削除我が家の連れ合いもその息子も「釣りバカ」です。
子育て中の頃は、段ボールの丈夫なものに子供二人を入れて、子守しながら
よくハゼ・フナ釣りに行きました。
その段ボールに入れていた長男は、海釣りにどっぷりです。
余談になってしまいました。
でも、出会いとは不思議ですね。
オーナーのこの話のような事が実際にあるのですね!
又、嬉しくなりますね。
私も釣りバカ。柏に住んでいた頃は大して釣れもしないのに妻子を連れて農業用水路にフナを釣りに行ったり、利根川でニゴイなどを釣りました。利根川で釣った魚をソテーにして食べた時、私は喉を通らず、ウイスキーをストレートで飲み、その勢いで魚を飲み下しました。その時娘が魚を食べて「お父さん、お魚美味しいね」。あの罪悪感(?)は今も消えません。
削除埼玉にいた頃は時々千葉に磯釣りに行きました。ビギナーズラックで本カワハギを釣ったことも。黒鯛はチヌと言ってました。埼玉では荒川沿いの三日月湖でフナ釣り。我が家は食べませんでしたが地元の人は湖岸でフライにしていました。ニゴイなどの川魚も油で揚げると臭みや水っぽさがなくなり、びっくりするほど美味しいそうです。
返信削除そういえば今我が家にイサザのスナックがあります。高級なコマセを使っていたんですね(@_@)
標高さんも釣りをやられるのですか。カワハギとはまた高級な。黒鯛は岸壁に寄ってくる大きな魚のため各地で釣りの対象魚ですね。ニゴイは利根川で釣ってきたやつを長い間、狭い金魚鉢で飼っていたことがあります。イサザは、以前、父に確認したところでは、砂の中にいる虫のような生物でした。
削除一番好きなのはキスの投げ釣りなのですが、久しくやっていません。
カワハギは本当のビギナーズラックだったようで、その後一度もお会いできず(T_T)
削除お父さまのイサザは地方の呼び名だったようですね。ここにあるのはいわゆる躍り食いをする「シラウオ」のスナックです。
以前キスを釣りに行ったらメゴチばかり釣れましたが、メゴチの方が好きなのでラッキーだったです。でも動いてるアオイソメを付けるのは苦手(+_+)。
イサザをネットで調べたら、魚ですね。こちらが標高さん家のスナックですね。撒き餌の方はまだ不明です。
削除メゴチの天ぷらはキスより美味しいかも。ヌルヌルするのが難点ですが。
キス釣りの餌は、砂ゴカイ、チロリ、ユムシなどですが、いずれもイソメの親戚ですね。大物狙いのユムシは食用にする国もあるようですが、ちょっと不気味です。
キスは冬、深場に移動しますので、そろそろ関東近郊の投げ釣りシーズンは終わりでしょう。