2015年2月6日金曜日

台湾産コーヒーを求めて~2泊5日弾丸ツアー(2)

富摩珈琲荘園
富摩珈琲荘園。1100mの高地にその農園はありました。

そこで早速コーヒーを試飲させていただきます。味は悪くない。カップもクリーンです。ただ価格が高い。この価格でお客様に納得していただけるかどうか。

加えて今年の収穫分はもう在庫がないようです。

ともかく来年の仕入ができるよう話だけはつなげました。

この場にはまだ多くは書けませんが、このツアーの最大目的である台湾のコーヒー農園視察と“窓口”はできました。

梅山郷の茶畑
このコーヒー園の当たりは阿里山系と言われるお茶の一大産地で、山中が茶畑に覆われていました。

1400mほどの山の頂上には濃い霧が立ち込め、コーヒーの栽培にも向いているようです。

梅山郷から台北に戻り、さらにコーヒー店を訪問。

翌日入ったホテルの隣のコーヒー店には、なんと最高級コーヒーであるパナマ・エスメラルダ農園のゲイシャがおいてありました。

書店で求めた台湾のコーヒー店を紹介する本を見ると、自家焙煎するスペシャルティーコーヒーの専門店もどんどん増えているようです。

台北の自家焙煎コーヒー店

台湾の阿里山コーヒーは桃園国際空港でも売られていました。

3日間に満たない台湾訪問でしたが、非常に濃い内容になりました。産地としても、消費地としても、今後の台湾コーヒー事情から目が離せなくなっています。





2 件のコメント:

  1. 台湾にも行かれていたんですね。
    台湾はお茶と思っていましたが、コーヒー豆も生産していたとは知りませんでした。
    20年くらい前に中国に行ったときは大学で珈琲どうぞと出されたのは、麦茶のようで凄い味でしたが。台湾はまた違うのでしょうね(^_^;)。

    返信削除
    返信
    1. 台湾のコーヒー農園は日本統治時代、既にあったらしいです。コーヒーの産地は北回帰線と南回帰線の間。なかでも高地がよい産地となっています。その条件に台湾は合致します。ただ多湿なのが難点のようです。
      現在では中国もコーヒー産地の一つです。今年、ノルウェーで開かれたコーヒー焙煎の世界大会(WCRC)では中国産も使用生豆の一つでした。
      ところで台湾産のコーヒーは美味しかったですよ~。

      削除