2日間に渡り、コーヒーに関する講習会に参加した。
まずはコーヒーの抽出方法。この過程で、SCAA(米国スペシャルティコーヒー協会)では、ドリップ式抽出がトピックであるということを知る。それまで今後の抽出方法は(フレンチ)プレスと信じ込んでいた。
ドリップは日本ではお馴染の紙やネルのフィルターに挽いたコーヒー粉を入れてお湯を落とす方法。これに対しプレスは紅茶のように、粉にお湯を入れて上から金属のフィルターを押して抽出する。欧米で一般的な方法だ。
ドリップがすっきりした味になるのに対し、プレスは油脂成分も含まれるためコクが出てくる。だからプレスの方が美味いと言う人もいる。私もそう思っていた。
一方、世間ではドリップの方がいいと言う人も少なからず多い。うちの家族も例に漏れない。
ともかくアメリカではドリップが「シングルサーブ」と言われ、注目され始めているようだ。昨年のSCAAは話題が「シングルサーブ」一色に染まったとか。少なくとも日本では当たり前過ぎるドリップだが、アメリカではトレンドになり始めているらしい。
このドリップ。細く注いで1分ほど経つとコーヒーが滴り落ちる。それから1分ぐらいで淹れればアメリカン。3分ほどかければコクのあるコーヒーが出来上がる。
スペシャルティコーヒーはコマーシャルコーヒーとは違う。この点を徹底的に教わった。
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