2011年2月14日月曜日

コーヒーの抽出~カフェへの道#7

2日間に渡り、コーヒーに関する講習会に参加した。

まずはコーヒーの抽出方法。この過程で、SCAA(米国スペシャルティコーヒー協会)では、ドリップ式抽出がトピックであるということを知る。それまで今後の抽出方法は(フレンチ)プレスと信じ込んでいた。

ドリップは日本ではお馴染の紙やネルのフィルターに挽いたコーヒー粉を入れてお湯を落とす方法。これに対しプレスは紅茶のように、粉にお湯を入れて上から金属のフィルターを押して抽出する。欧米で一般的な方法だ。

ドリップがすっきりした味になるのに対し、プレスは油脂成分も含まれるためコクが出てくる。だからプレスの方が美味いと言う人もいる。私もそう思っていた。

一方、世間ではドリップの方がいいと言う人も少なからず多い。うちの家族も例に漏れない。

ともかくアメリカではドリップが「シングルサーブ」と言われ、注目され始めているようだ。昨年のSCAAは話題が「シングルサーブ」一色に染まったとか。少なくとも日本では当たり前過ぎるドリップだが、アメリカではトレンドになり始めているらしい。

このドリップ。細く注いで1分ほど経つとコーヒーが滴り落ちる。それから1分ぐらいで淹れればアメリカン。3分ほどかければコクのあるコーヒーが出来上がる。

スペシャルティコーヒーはコマーシャルコーヒーとは違う。この点を徹底的に教わった。

0 件のコメント:

コメントを投稿