写真の左側はパーチメント。コーヒー豆の皮である。そして右側がコーヒーの生豆。この生豆を煎る、焙煎することによって、飲料用のコーヒー豆が出来る。
コーヒー講習会の2日目はコーヒーの品種や収穫方法など、コーヒー豆というものがどういうものか徹底的に、しかし非常にシンプルに教わった。世にコーヒー教本は数多く、エチオピアが原産国とかブラジルの生産量が一番とか書いてあるが、これほどすっきりした内容は初めて。
コーヒーという木の分類方法や、栽培方法、ウォッシュト(水洗)とナチュラル(自然乾燥)の違いなどを極めてわかりやすく教えていただいた。
これまでわからずにいたことが、いろいろ明らかになった。例えばアラビカ種の方が高く売れるのに、なぜカネフォラ(ロブスタ)種が栽培され生産量も多いのか。これはアラビカ種が病気に弱く標高の高い地域でしか生産されないのに対し、カネフォラ種は病気に強く、比較的低地でも生産化可能であることが理由。またアラビカ種の花が一輪いちりん咲くのに対し、カネフォラ種はまとまって咲く、なんとことも初めて知った事実。受粉してから熟した実になるまで数カ月かかることもわかった。
わずか2時間の講義時間だったが、内容の濃い、充実した時間だった。
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