2014年3月31日月曜日

雪の爪痕

先週の暖かさで一気に雪が溶けだしました。


雪が溶けて見えてきたのは、痛々しい傷跡


まゆみの木 


悲惨なブルーベリー


どうたんつつじ


そして農業用水用の蛇口


除雪車もここに蛇口があるとは気がつかなかったのでしょう。



今日は用事があって仙台市内に行ってきました。

春休みと、消費税アップ前の買い物客が重なってか、街の中は大賑わい。

ドラッグストアで一つだけ買いたい物があって列に並んだはいいけれどなかなか進みません。

見ると、並んだ人が持っているかごはみんな商品でいっぱいです。

時間がもったいないので私は断念しました。

お茶でもとコーヒーショップを覗いてみますが何処も行列で、席も満席です。

こうなると明日の街の中はどうなるのでしょう。



明日から東京ビックサイトで開催される「ファベックス2014」へ視察に行ってきます。

木曜はランチ担当が留守になりますので、

お飲み物とケーキのみの提供となります。

金曜からは通常通りの営業となります。

ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。



2014年3月26日水曜日

巣立ちの春

春。小鳥たちが雪が溶けてあらわになった土で何やらついばんでいます。

 この時期は転勤のシーズンですね。自営業を始め、指示されて移動する「転勤」は、なくなってしまいましたが、どこに異動するんだろう、希望は叶えられるだそうか、というあのドキドキ感は忘れられません。

 また、お世話になった方に別れを告げる寂しさ、新しい土地に赴く緊張感は何度も思い返してしまいます。

 ご近所の蔵王自然の家でも、コーヒー教室でお世話になった先生お二人が新たな任地に赴かれます。

 昨日は、宮城県の教職員異動が新聞に出ており、蔵王自然の家の先生から昨年末以来お借りしていた小刀を返しにお邪魔しました。小刀は、小枝にスプーンの柄を挿し、手作りのスプーンを作れるよう貸していただいたものです。折角貸してくれたのにスプーンが完成せず、未返却が気になっていました。

 小刀を貸してくれたのは、いつもニコニコしてられる先生で、今度は中学校の校長先生になられるそうです。新しい学校でも、子供たちに笑顔を振り向けられるでしょう。子供たちの明るい声が聞こえてきそうです。

 もうお一人は女性の社会科の先生。実は店に来られるお客様の娘さんの担任の先生だったということが偶然わかりました。たまたま、この先生、お客様、娘さんが店で同席したのです。

 こちらの先生も明るい方で、きっと楽しい学校にしてくれることでしょう。

 新しい職場でも、新しい出会い、素敵な人生を楽しんでくださいね。

2014年3月24日月曜日

東松島

暖かく抜けるような青空が広がりました。

今日はずっと行きたかった東松島の「よつばファーム」さんへ行ってきました。

代表の熱海さんは専業農家の35代目です。



この欅は樹齢約300年。

ずっとこの土地に立ち色んな事を見聞きしてきたのでしょうね。

あの東日本大震災の日も、熱海家の母屋をはじめ800坪ある屋敷に建っていた

数棟の建物が波に浚われていく様子をどんな気持ちで見ていたのでしょう。



被災し、農業を諦めて去って行く人が多い中で、

熱海さん夫婦は頑張っています。

震災の後、来る日も来る日も除塩作業をした田んぼでできたお米は格別です。

今回もそのお米が食べたくて行って来たのです。


塩を被った庭の梅の木にも沢山の蕾がついていました。

広い庭では子供達が元気にボールを蹴っています。

震災の後に産まれた亮ちゃんもお兄ちゃん達に負けじと動き回っています。


かろうじて残った母屋を再建して、皆が集まるようなお店を開きたい

というのが熱海さん夫婦の夢でもあります。

二人を見ていると夢ではなく、そこに向かってまっすぐ進んでいるという力強さを感じます。



帰りの車窓から見た夕日も今日は格別でした。











2014年3月21日金曜日

またしても雪

ブルーベリーの根元の雪がだいぶ消え喜んでいたのも束の間、

昨日から水分の多く含んだ雪が降り始めました。


どんどん、どんどん積り、今朝は15センチ位は積もったでしょうか・・・

なんとか駐車場だけは確保しなければなりません。

でも、今日は午前10時から、ここ七日原中班の地区総会があります。

ここでお世話になっている以上なんとかやりくりして出席します。

除雪はそれからなんとか


トラクターを出動させてやり終えました。

でも細かい所は手作業に限りますね。

ご来店のお客様に「雪の中ありがとうございました」と言うと


皆さん大笑い

「え~、雪はここだけよ~」

そうなんですね(笑)


昨日、hiugasikoujiさんが素敵な写真を写してくださいました→

憂鬱な雪も素敵に変身です。





2014年3月17日月曜日

春の息吹

今日は暖かく最高の青空。


写真は南蔵王野営場に通じる道路です。

道路脇には除雪された雪が沢山残っていました。



畑の雪もだいぶ少なくなってきたので一回りしてみると

折れていますね~。


でも雪が消えた所には福寿草や


水仙やオオイヌノフグリ


土手にはふきのとう


なんだか嬉しくなります。



おまけに、折れたブルベリーの枝を水に挿しておいたら


 かわいい花が咲きました。

ブルーベリーの剪定も少しずつ始めています。




2014年3月11日火曜日

あの日を忘れない

 とても晴れた気持ちのよい日だった。

 突然の揺れ。そしてテレビは、SF映画を見ているような津波の予報。

 夕方になると、仙台は、雪が降ってきた。

 あの時、あの頃、津波に飲まれ、津波の恐怖に怯えていた人々が、こんなにも多くいるとは、知らなかった。同じ、宮城なのに。

 今、この蔵王でなんとかコーヒー屋を営んでいるが、当初オープンしようとした場所は石巻・富士沼の側。あの大川小学校が近かった。

 北上川(おっぱ川)の側で、その雄大な風景が気に入っていた。

 北上川の河原には茅が生い茂り、しじみ漁の船が行き来していた。

 海が、それも北上川の養分をたっぷり吸い込んだ豊穣な海が広がっていた。

 雄勝の海は北の海特有の暗い色だが、透明感があり、サンゴ礁の海に負けていなかった。

 結局、価格などが折り合わず、断念してしまった。

 あの日から、大分経ってから、あの地に行ってみた。

 大川小学校の避難予定場所だった、「三角地帯」にも立ってみた。

 学校から、裏山を眺めた。

 幼い子らが、波に飲まれる様子を、やはり考えてしまった。

 自分は生かされた、のかもしれない。

 残された人生は、もう、そう長くないが、できるだけ懸命に生きよう、と思う。

 それが、先に逝った人への供養になれば、と。

2014年3月9日日曜日

雪の下で

午前4時、キンと冷えた空気の中、感動で涙が出るほど星がきれいです。

残念ながら私のカメラでの星の撮影は無理でした。


夜明けが早くなっています。



ブログやFBを見たお客様から「たいへんだったね~」と声をかけていただきました。


ご心配いただきましたが、雪はだいぶ溶けてきています。


今回の大雪で地元産の野菜が打撃を受け、

直売所に行っても品物がいつもの半分程しかありません。

そんな中、畑で頑張っている野菜があります。

丸く巻かなかった白菜。

市場には出ませんが地元では皆さん普通に食べています。

甘くて濃い白菜の味です。


芽キャベツ。

紫色になった所を剥いて袋詰めしますが、自家用ならそのままで大丈夫。

シンプルに茹でてそのまま食べます。

甘さが引き立ちます。


雪の下になった野菜はどうしてこんなに甘いのでしょう。

甘みを出すため、わざと雪が降ってから収穫するところもあるそうです。


ロマネスコ。

てっぺんが日焼けしているので商品にはなりません。


日焼けしていても、形が悪くても味に変わりはありません。




2014年3月8日土曜日

ウクライナの問題を日本に当てはめるとー

ウクライナの問題を日本に当てはめて考えてみました。

 クリミア半島は九州と同じぐらいの大きさ。仮に九州に住む日本人の大半が中国系出身者で、米国・第7艦隊における横須賀のような中国海軍の重要基地があると仮定します。九州の住民の多くは直接間接を問わず何らかの形で中国に関係した経済行動で生活しています。また中国は多くの日本債券を持っています。

 首都・東京で親中国の中央政府が米国との協調を唱えるデモ隊を弾圧。死者の出る事件となります。これに反発したデモ隊に同調する人が増え、中央政府に対する海外からの圧力も深まります。中央政府は現状維持が困難となり、結局、崩壊。結果として米国寄りの暫定政権が誕生します。

 中国は九州の重要基地と権益を守るため、国籍を明示しない軍隊を九州に派遣して九州を制圧します。表向きは「九州に住む中国系日本人の生命と財産を守るため」。

 中国系住民が大半を占める九州の地方議会は、九州の中国への併合を決議しました。このままでは中国との関係が危うくなり、自分たちの生活が脅かされると判断したからです。

 いまクリミア半島、ウクライナで起きていることは、こういうことではないでしょうか。

 つまり、ロシアを支持するウクライナ人もEUを支持するウクライナ人もそれぞれの生活を守るため、維持するため、その生活基盤、生活の拠り所に準じた判断をしています。

 だから、おそらく、EUとロシアがそれぞれの利益を守ることで合意できれば、ウクライナの人々も安寧が得られるのではないでしょうか。

 と考えたいところですが、ことはそう単純ではないでしょう。経済的格差や長い民族的反目も背景にあるに違いありません。もちろん国の将来を展望した大義を掲げる人も少なくないでしょう。

 大事なことは、武力に頼るのではなく、話し合いを続けることです。武力に頼れば、その場は片がつくかもしれませんが、新たな“恨み”が生じます。話し合いは面倒で時間がかかる作業ですが、それを行うことにより、お互いの理解が少しずつ深まる、少なくともきっかけにはなります。

 クリミア、ウクライナの秩序が平和裏に解決することを望んでやみません。

2014年3月6日木曜日

風邪

植物も人間も朝日を浴びると元気になるって聞いたことがあります

だとすると今日の朝日は元気1000倍の効果間違い無しです。


今日、友達から電話があり、生まれて初めてインフルエンザになったというのです。

風邪と言えば先月私も風邪をひき、久々に熱を出しました。

もう体が痛くて動けません。

幸いインフルエンザではなかったものの食欲がなく、

このままだと余計な脂肪が落ちるかも、等と不謹慎な思いも過ぎります。

こんな状態を親しい方にメールすると、早速忙し中、それも仕事の帰り


届けてくださったのです。

昔はビタミンC摂取ということで苺にきんかんは定番でした。

そしてご近所さんからは


何気なくこんな差し入れも。


こんな事を書いていて思い出したことがあります。

私が育った所ではお医者の支払いは附けが普通だったのです。

医院に行ったり、往診をしてもらうと、その請求が一ヶ月毎にきます。

そしてその請求書を持って支払いに行くのです。


そんな所で育ったので、進学で都会に出た時に病院で支払いはどうするのか

本気で悩みました。

今考えると笑えますよね。小さな町だからこその信用取引だったのです。

良いのか悪いのか、今はこんな事もなくなったのでしょうね。