暖かく抜けるような青空が広がりました。
今日はずっと行きたかった東松島の「よつばファーム」さんへ行ってきました。
代表の熱海さんは専業農家の35代目です。
この欅は樹齢約300年。
ずっとこの土地に立ち色んな事を見聞きしてきたのでしょうね。
あの東日本大震災の日も、熱海家の母屋をはじめ800坪ある屋敷に建っていた
数棟の建物が波に浚われていく様子をどんな気持ちで見ていたのでしょう。
被災し、農業を諦めて去って行く人が多い中で、
熱海さん夫婦は頑張っています。
震災の後、来る日も来る日も除塩作業をした田んぼでできたお米は格別です。
今回もそのお米が食べたくて行って来たのです。
塩を被った庭の梅の木にも沢山の蕾がついていました。
広い庭では子供達が元気にボールを蹴っています。
震災の後に産まれた亮ちゃんもお兄ちゃん達に負けじと動き回っています。
かろうじて残った母屋を再建して、皆が集まるようなお店を開きたい
というのが熱海さん夫婦の夢でもあります。
二人を見ていると夢ではなく、そこに向かってまっすぐ進んでいるという力強さを感じます。
帰りの車窓から見た夕日も今日は格別でした。
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