春。小鳥たちが雪が溶けてあらわになった土で何やらついばんでいます。
この時期は転勤のシーズンですね。自営業を始め、指示されて移動する「転勤」は、なくなってしまいましたが、どこに異動するんだろう、希望は叶えられるだそうか、というあのドキドキ感は忘れられません。
また、お世話になった方に別れを告げる寂しさ、新しい土地に赴く緊張感は何度も思い返してしまいます。
ご近所の蔵王自然の家でも、コーヒー教室でお世話になった先生お二人が新たな任地に赴かれます。
昨日は、宮城県の教職員異動が新聞に出ており、蔵王自然の家の先生から昨年末以来お借りしていた小刀を返しにお邪魔しました。小刀は、小枝にスプーンの柄を挿し、手作りのスプーンを作れるよう貸していただいたものです。折角貸してくれたのにスプーンが完成せず、未返却が気になっていました。
小刀を貸してくれたのは、いつもニコニコしてられる先生で、今度は中学校の校長先生になられるそうです。新しい学校でも、子供たちに笑顔を振り向けられるでしょう。子供たちの明るい声が聞こえてきそうです。
もうお一人は女性の社会科の先生。実は店に来られるお客様の娘さんの担任の先生だったということが偶然わかりました。たまたま、この先生、お客様、娘さんが店で同席したのです。
こちらの先生も明るい方で、きっと楽しい学校にしてくれることでしょう。
新しい職場でも、新しい出会い、素敵な人生を楽しんでくださいね。
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