2014年2月28日金曜日

雪、溶けています

昨日、今日と春を思わせるような暖かな日です。


雪も毎日、確実に溶けていき、真っ白だっだアプローチも黒い土が見えてきました。


こんなに積もっていた薪棚の雪も、こんなに少なくなりました。




自然は厳しいけど優しい・・・

雪をかいたブルーベリーの根元も黒い土が見えてきました。

 

白樺の木も足元が長くなりました。



明日から3月、昨年は桜の開花時に雪が降りました。

さて、今年はどうでしょう。







2014年2月24日月曜日

またしても大雪のその後Part2

大雪の後、駐車場も確保でき一安心していたのもつかの間、

新たな問題が勃発してきました。


昨日、知り合いの果樹農家さんがブルーベリーが心配だと訪ねて来てくれました。



「ブルーベリー掘ってみたらやっぱり、相当枝が折れてますよ。」

ということで、今日は朝から一緒にブルーベリー救出作戦です。



ブルーベリーに積もった雪が日中溶けて、夜凍るを繰り返し

枝を下へ引っ張る為、枝が折れたり裂けたりするのです。

あの大雪から一週間経ち、雪面がだいぶ下がってしまい、

ダメージも大きくなりました。


家の前の雪にだけ目が行って、教えてもらうまで全く気がつきませんでした。


とにかく雪が深くなかなか作業が進みません。

一日だけでは到底無理!

明後日から暖かくなると喜んでいましたが、

ますます枝折れが進むことになります。


さて、どうしましょう・・・




2014年2月22日土曜日

七日原スキー場?

前の道路が春のエコーライン開通時のような壁になっています。

ここからは車がほとんど見えません。

静かです。


今日は皆さん口を揃えて

「凄いね~」

国道はもうカラカラに乾いていますが、セントラルロードに入った途端

七日原スキー場。

と、言うのは大げさで、四駆じゃないうちの車でも大丈夫な程度です。



つららがよく育っています。

1メートル近くまであるかなぁ。

最近薪の消費が早い気がします。




2014年2月21日金曜日

またしても大雪のその後

大雪の降った蔵王に戻り、膨大な雪の片付けに心が折れそうになる前に

雪掻きのスコップが折れたのは前回書いた通りです。


途方に暮れていた時に一人目の救世主が現れました。

わざわざ仙台からスコップを届けに来てくださったのです。

右端のスコップは硬い雪を片付けるのに便利です。

おまけにアルミで出来ているので軽くて助かります。


ただもう人力でやるには限界、と思っていた所へ二人目の救世主です。


近所の方で

「午後から救出作戦やるから!」と。


さすがに機械は早い。




軽トラも雪の中から無事脱出しました。

荷台には雪が山盛り積まれていますけれど・・・


看板までも行けるようになりました。



回廊のような雪道ができました。


今回の除雪作業も自分達だけでは何日かかったでしょう。

その前に体が悲鳴をあげていましたね。

今回の方の他にも、自分の生産用のハウスが壊れて大変な時に

わざわざ駆けつけてくださった方。

いつも前の道路を除雪してくださっている方も心配してくださいました。

「困った時はお互い様」

この言葉、次回は私達が使う番だと思っています。




2014年2月20日木曜日

BEAN to BAR

 チョコレートはカカオからできます。

 誰でも知ってますね。そんなこと。でも、カカオによって味が違うってこと、知ってますか。

 ワインは現在、ブドウの品種、産地、気候、年代、農園によって細かく分類されるようになりました。そのそれぞれが味、香り、コクを分ける重要な要素と分かってきたからです。

 コーヒーもブラジル産、ケニア産と国別に分けていた時代から、ブラジル産○○農園のティピカ種を天日乾燥させた豆から作ったコーヒー、インドネシア産○○精製所で水洗しスマトラ式で仕上げた豆から作ったコーヒー、など農園や精製方法を明らかにするようになってきています。

 ではチョコレートは? まだまだベルギーなどチョコレート生産国のチョコレートを溶かして固めているものが大半です。

 でも最近、日本でも、原料のカカオを焙煎して脱殻して粉砕して砂糖を加えて練って作るチョコレート屋さんが登場しています。

 そんなチョコレート屋さんの一つが1月、横浜・馬車道に登場しました。

 チョコレートデザイン株式会社の VANILLA BEANS みなとみらい本店です。


VANILLA BEANS みなとみらい本店

 こちらの店では同社の売れ筋商品であるチョコレートをクッキーでサンドした「ショーコラ」やオレンジをチョコレートでコーティングした「オランジュ」などの商品が山積みされていますが、ここでカカオ豆から作れれたタブレットチョコもあります。

 「カカオ豆を焙煎してるって聞いたんですけど」と話したら、現場を見せてくれ、写真撮影も了承していただきました。

カカオ
 

カカオの実。大きなサツマイモぐらいの大きさです。

カカオ豆


 カカオの実にはチョコレートの原料となる種子がつまっています。

 写真はコロンビアから届いたカカオ豆。コーヒー豆と同じように麻袋に入って到着したようです。
















 カカオ豆の焙煎。こちらの店では富士珈機のコーヒー焙煎機を使っていました。

 ただし焙煎温度はコーヒー豆より、かなり低い温度です


 この焙煎したカカオ豆の殻を手で砕き、中身を食べさせていただきましたが、これは美味い。

 もちろん甘くなく、ポリフェノールたっぷりのチョコレートの風味がぎっしり詰まっているようです。



カカオ豆の焙煎

 殻を取り除いたカカオは細かく粉砕されます。

カカオの粉砕
 

 砕いたカカオに砂糖を加え、混ぜます。

 最後に、溶かしながら練って、美味しいチョコレートが出来上がっていきます。


 今回、見学、そして試食させていただいたチョコレートはコロンビア産のカカオで作ったものでしたが、地域、品種によって味が変わるのは間違いないようです。

 たまたま今月の情熱大陸というTV番組で、カカオハンター、小方真弓さんが紹介されていました。

 この方はコロンビアに本拠地を構え、チョコレートの原料となる素晴らしいカカオを探し、それを育てる農家を応援しています。チョコレート消費国とのいわば橋渡し役です。

 チョコレートはカカオという素材が注目され始めていますので、これから非常に注目度が高まるとみられ、今後の活躍に期待したいです。

 タイトルの BEAN to BAR とはカカオ豆がチョコレートの板になるという意味で、カカオ豆の焙煎からチョコレート作りを進めているショップを指します。
 
 BEAN to BAR の将来、とっても楽しみ。今回はコロンビア産のカカオで作ったチョコレートだけでしたが、様々な農園、品種のカカオで作ったチョコレートが食べ比べできるようになったら、試してみたいですね。

 フルーティーな、ちょっぴり酸味のあるチョコレート・・・。考えただけでもワクワクします。

コロンビア産カカオで作ったタブレットチョコレート




 

2014年2月19日水曜日

コーヒー@東京

 突然1泊2日東京滞在が決まり、前から行きたかったコーヒー屋さんを訪問することにしました。

 選んだお店は3店。日本のスペシャルティコーヒー界で有名な軽井沢・丸山珈琲の東京初店舗。丸山珈琲同様、フレンチプレスでコーヒーを抽出する NOZY COFFEE。そしてノルウェー・オスロのコーヒー店、FUGLENの海外第1号店です。


丸山珈琲尾山台店



 

 丸山珈琲はバリスタ選手権で優勝するトップバリスタを何人も排出しているコーヒー屋さんで、社長の丸山健太郎さんがコーヒー品評会のジャッジとして、またバイヤーとして世界中の産地を文字通り飛び回っています。

 軽井沢に本店を持ち、長野や山梨に店舗を持っていましたが、東京・尾山台にセミナールームを開設。その近くに東京第一店舗をオープンさせました。

 今回お邪魔したのは、その東京・尾山台店です。

 2連のエスプレッソマシンがあり、プレスでコーヒーを抽出していました。

 パナマのゲイシャやニカラグアのリモンシリョをいただきました。

 フレーバーが高く、美味しいコーヒーでした。









 次に向かったのは三軒茶屋のNOZY COFFEE 三宿店。

 こちらは産地や精製所が明確なシングルオリジン豆だけを扱うコーヒー店です。 NOZY COFFEEは、この三宿店以外に原宿・キャットストリートに THE ROASTERY という店を構えいます。以前、三宿店で行っていた焙煎は THE ROASTERY に移っているようです。


 わずか200円のエスプレッソを始め、いずれも格安です。


 しかし味は申し分ありません。筆者の好みとしては、今回回った3店の中で、最もフィーリングが合っていました。


NOZY COFFEE 三宿店
 

3店目は代々木公園の西側、富ヶ谷にあるフグレンに向かいました。

FUGULEN TOKYO
 ノルウェーなど北欧の国々はコーヒーの消費量が高く、バリスタ世界選手権の優勝者も数多く出ています。

 そのノルウェーの東京店舗ですので、ぜひ伺いたいお店でした。

 代々木公園裏から曲がった通りに、その一軒家はありました。

 中は大賑わい。満席でした。

 仕方なく、ポットから注ぐコーヒーとエアロプレスで淹れたケニアをテイクアウト。外のベンチでいただきました。

 今度は是非、本店を訪れたいと願っています。

 わずか3店、それもプレスやエアロプレスでの抽出にこだわった店舗訪問でしたが、それなりの収穫がありました。

 世界的には日本で広まったドリップコーヒーが拡大する傾向にあるようですが、プレスで抽出した味はクオリティーが高い、と改めて実感しました。

 もちろんペーパードリップで飲むか、サイフォンがいいか、プレスを好むか、それは飲む人の嗜好の問題で、それぞれに良さがあることは言うまでもありません。

2014年2月18日火曜日

当世、東京物語


今週日曜は琉球新報主催のおきなわマラソン。数カ月前にエントリーし、まったく練習してないけど、出る気十分でした。
 そのつもりでいた先週金曜。翌土曜は大雪の天気予報です。

仙台駅・新幹線中央改札口
と、ANAからメールが入りました。「仙台発沖縄行は欠航」

 びっくりしてANAに電話をかけましたが、つながりません。

 ず~っと待って、話をしたら、なんとか羽田発16時の便に切り替えてもらえました。

 8時過ぎの東北新幹線を予約し、仙台空港の駐車場を解約し、那覇のレンタカー会社に迎えの時間変更を伝えました。

 翌朝。予報通り雪。しっかり積もっています。

 時間にゆとりを持って8時前に仙台駅へ。始発から電車が動いてなく、改札口はとても混んでいます。

 しかし、これは想定内でした。順繰り動くだろう、と安心していました。

 ところが10時になって到着した電車は7時過ぎ発予定の電車。駅員さんに羽田で乗り継ぐ旨を伝えると、この電車に乗った方がいい、というご指摘です。

 とりあえず電車に乗り、デッキに立ちます。電車は予想外に早く走ります。

 東京まで行けば安心。この時はまだ、そう信じていました。

 東京に住む娘からメールが入りました。「羽田全面閉鎖だけど」

 えっ、と驚き、改めてANAのサイトをのぞくと、16時の便の案内の横に小さく「i」のマーク。これをクリックしたら、欠航、です。なんど確かめても、欠航でした。あわててANAのサービスカウンターに電話しましたが、つながりません。携帯の電池も切れてきました。

 
東京・大手町 日本銀行前

 新幹線から見える東京・大手町の日本銀行前。雪は残っていますが、仙台から比べれば、大したことはありません。

 なんとかならないか、とANAに電話しますが、つながりません。東京駅でも電話しますが、つながりません。

 このころになり、沖縄はだめか、とあきらめがつきました。

 とりあえず、横浜に住む娘と孫の元へ行くことにします。

 

横浜・中華街

 沖縄の友達用に一升瓶を2本入れたリュックの紐が肩に食い込みます。

 横浜の娘の家に初めて行く家内は嬉しそうです。

 沖縄行を前々から準備していた筆者は、足が重くなります。

 娘宅でもANAに電話しますが、つながりません。

 沖縄の宿、レンタカーにキャンセルの電話を入れ、沖縄の友人たちにも、行けなくなった旨を伝えます。

 かえすがえすも残念。その間に、雪の被害のニュースがどんどん伝わってきます。

 その晩は、結婚したばかりの長女の家に泊めてもらうことにしました。

 長女の家は東京です。東横線で行けば近いのですが、この日は東横線で追突・脱線事故があったため、運休していました。通常なら30分程度で行けるところが、1時間かかりました。

 長女の家で、長女、その婿と鍋を囲みました。

 これは美味しかった。婿の家で作った米も美味かった。朝早かったせいも、疲れもあり、すぐに眠くなりました。

東京・等々力から望む富士山

 翌朝、娘たちのマンションの屋上に登ったら、富士山がくっきり。東北の豪雪がウソのようです。

 この日は三軒茶屋で横浜の娘&孫も合流。

 よく考えると、娘二人と同時に合うのは、かなり久しぶり。何年ぶりでしょう。

 コーヒー店&カフェ巡りに付き合ってもらいました。






東京・富ヶ谷

ママ、そしておばちゃんに囲まれた孫はうれしそうです。

原宿で子供たちと別れ、東京駅に着いたら、またハプニング。

今度は強風で新幹線ストップです。

でも1時間ほどで再開しました。

そんな訳で、まったく予想外の東京珍道中。娘たちとの再開となりました。

映画「東京物語」のストーリーは忘れてしまいましたが、老夫婦が娘に東京で会うなんて、今回の我々の旅のようです。

今度、娘たちに会うのはいつになるのか。今度は予定通り、ことが進むことを願って。




 

またしても大雪

週末は不在にしていたため、今日、恐る恐る蔵王へ。

この辺りは七日原に雪があっても通常はない所。

ご近所さんにメールで雪の情報は確認しているので心の準備はできています。


前の道路は綺麗に除雪されていましたが、その雪で・・・



どうやって建物まで行けばいいのか・・・・


やっぱりこうやって行くしかないでしょ。





雪かきのスコップが壊れたので近場のホームセンターに電話を入れてみましたが

全て売り切れ!

1ヶ所だけ、今夜入荷するので明朝店頭に並ぶという情報を教えてもらいました。


頼みのトラクターは雪に埋まって動きません。


入口だけはなんとかしないとね。


雪、ゆき、ユキ


なんとか車一台分の駐車スペースを確保しました。


今回の雪、私達は時間がかかっても片付ければいいことです。

でも、生産者の方でハウスが壊れるなど、大きな被害を受けられた方もいます。

自然の怖さ改めて感じました。






2014年2月14日金曜日

ソチオリンピック

ソチオリンピック、フィギュアスケートSPで羽生結弦が

史上初の100点越えで1位になりました。

羽生選手は仙台出身なので、宮城県はもちろん東北の人にとっても

また明るい希望のニュースになりました。


彼の発言が謙虚で素直なように、スケートもしなやかでいて力強さが感じられます。

一生懸命な姿とひたむきさが私たちの心を揺さぶるのです

明日の早朝、フリーの演技がありますが、力むことなく

彼らしいスケートで、頑張って欲しいと思います。





明日2月15日(土)、明後日2月16日(日)は臨時休業させていただきます。

ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。