2014年2月18日火曜日

当世、東京物語


今週日曜は琉球新報主催のおきなわマラソン。数カ月前にエントリーし、まったく練習してないけど、出る気十分でした。
 そのつもりでいた先週金曜。翌土曜は大雪の天気予報です。

仙台駅・新幹線中央改札口
と、ANAからメールが入りました。「仙台発沖縄行は欠航」

 びっくりしてANAに電話をかけましたが、つながりません。

 ず~っと待って、話をしたら、なんとか羽田発16時の便に切り替えてもらえました。

 8時過ぎの東北新幹線を予約し、仙台空港の駐車場を解約し、那覇のレンタカー会社に迎えの時間変更を伝えました。

 翌朝。予報通り雪。しっかり積もっています。

 時間にゆとりを持って8時前に仙台駅へ。始発から電車が動いてなく、改札口はとても混んでいます。

 しかし、これは想定内でした。順繰り動くだろう、と安心していました。

 ところが10時になって到着した電車は7時過ぎ発予定の電車。駅員さんに羽田で乗り継ぐ旨を伝えると、この電車に乗った方がいい、というご指摘です。

 とりあえず電車に乗り、デッキに立ちます。電車は予想外に早く走ります。

 東京まで行けば安心。この時はまだ、そう信じていました。

 東京に住む娘からメールが入りました。「羽田全面閉鎖だけど」

 えっ、と驚き、改めてANAのサイトをのぞくと、16時の便の案内の横に小さく「i」のマーク。これをクリックしたら、欠航、です。なんど確かめても、欠航でした。あわててANAのサービスカウンターに電話しましたが、つながりません。携帯の電池も切れてきました。

 
東京・大手町 日本銀行前

 新幹線から見える東京・大手町の日本銀行前。雪は残っていますが、仙台から比べれば、大したことはありません。

 なんとかならないか、とANAに電話しますが、つながりません。東京駅でも電話しますが、つながりません。

 このころになり、沖縄はだめか、とあきらめがつきました。

 とりあえず、横浜に住む娘と孫の元へ行くことにします。

 

横浜・中華街

 沖縄の友達用に一升瓶を2本入れたリュックの紐が肩に食い込みます。

 横浜の娘の家に初めて行く家内は嬉しそうです。

 沖縄行を前々から準備していた筆者は、足が重くなります。

 娘宅でもANAに電話しますが、つながりません。

 沖縄の宿、レンタカーにキャンセルの電話を入れ、沖縄の友人たちにも、行けなくなった旨を伝えます。

 かえすがえすも残念。その間に、雪の被害のニュースがどんどん伝わってきます。

 その晩は、結婚したばかりの長女の家に泊めてもらうことにしました。

 長女の家は東京です。東横線で行けば近いのですが、この日は東横線で追突・脱線事故があったため、運休していました。通常なら30分程度で行けるところが、1時間かかりました。

 長女の家で、長女、その婿と鍋を囲みました。

 これは美味しかった。婿の家で作った米も美味かった。朝早かったせいも、疲れもあり、すぐに眠くなりました。

東京・等々力から望む富士山

 翌朝、娘たちのマンションの屋上に登ったら、富士山がくっきり。東北の豪雪がウソのようです。

 この日は三軒茶屋で横浜の娘&孫も合流。

 よく考えると、娘二人と同時に合うのは、かなり久しぶり。何年ぶりでしょう。

 コーヒー店&カフェ巡りに付き合ってもらいました。






東京・富ヶ谷

ママ、そしておばちゃんに囲まれた孫はうれしそうです。

原宿で子供たちと別れ、東京駅に着いたら、またハプニング。

今度は強風で新幹線ストップです。

でも1時間ほどで再開しました。

そんな訳で、まったく予想外の東京珍道中。娘たちとの再開となりました。

映画「東京物語」のストーリーは忘れてしまいましたが、老夫婦が娘に東京で会うなんて、今回の我々の旅のようです。

今度、娘たちに会うのはいつになるのか。今度は予定通り、ことが進むことを願って。




 

2 件のコメント:

  1. 今回は大変でした。お疲れ様。
    でもまあ、3日間車に閉じ込められてしまった方のことをかんがえれば、娘さんとお孫さんに会って楽しまれたので、良しとしましょうよ。

    雪スコは1,2年に1個、良く壊れますね。(ということは七日原はやはり豪雪地帯?)
    今日の我が家は地面近くの氷割り、お隣さんは長岡の商店街になってしまったウッドデッキから雪を撤去してました。

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  2. 確かに、予定外の家族再会となりました。娘夫婦の家も見れたし、良かったです。

    こちらの今日は、雪スコ購入からはじめる予定です。まあ、少しずつ取り組みます。

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