2009年8月28日金曜日

美味しい釧路、池田~北海道テントの旅10日目(帯広泊)

いつものようにお湯を沸かし、豆を挽き、コーヒーを淹れる。焼いたパンの朝食。おいしい。
が、こいつが失敗だったことを後で知る。
釧路は朝食抜きにすべきだった。

営業前の阿寒国際ツルセンターの隙間から、ツルを眺め、釧路駅を目指す。
釧路駅前の和商市場、というところに入る。
これはすごかった。なんてったって安い。まず様々な刺身をチョイスして、それをご飯にのせて、マイ丼を作ることができる。魚貝類も安い。目の色の黒い、間違いなく新鮮な魚が山盛りで1000円以下。持ち帰りたいが、まだ旅行は続く。
カミさんが、いつも野菜を送ってくれる人にカニの詰め合わせを送る。毛ガニ、タラバ、花咲の詰め合わせ、静岡までの送料込みで5400円。(翌日着いて、感謝していただいた)
朝食を済ませてきたため、刺身だけを食べる。
美味かった。
この和商市場の公衆電話から太平洋フェリーに電話。2日後、8月11日の苫小牧発仙台行のフェリーに空きがあるかどうかを確認。大部屋が空いていた。即決で予約。これで行き先は苫小牧と決まった。

次の目的地は帯広。帯広駅前の六華亭本店と日本で唯一の無加熱殺菌牛乳を作る想いやりファーム

途中、池田町の看板。池田町といえば、十勝ワインの町ではないか。昔よく、新宿伊勢丹の十勝ワインの立ち飲み屋に入ったものだ。
急きょ、池田町へ。ワイン城、というのを目指す。
食事をしようと、レストランへ。
すごく並んでいる。
しかし、並んで正解。
680円の「池田のランチ」。その豪華さに、美味しさに、度肝を抜かれた。
赤と白のワインも購入。

結果として、食べ過ぎ。六華亭本店のデザートは断念した。
帯広市街には入らず南下。中札内村の想いやりファームへ。
想いやりファームは日本で唯一、加熱処理をしていない牛乳を生産している。
牛乳は乳等省令という規則で定められているが、そのうち特に衛生管理が行き届いた牛乳を特別牛乳としている。生産しているところは日本で数社しかない。
中でも想いやりファームは加熱殺菌をしていないところなのだ。
ここは、今回の旅で行きたかったところの1つだった。
想いやりファームは小さな牧舎。なるほどきれい。子牛がいた。
ソフトクリームを食べ、180ccの牛乳を1瓶購入。
どちらもすっきりした味。濃いが、牛乳臭さはなかった。

探しに探して、野営地、ポロシリ自然公園オートキャンプ場発見。
ここは混んでいた。人がまばらだった今までのキャンプ場とは大違い。
テントサイトがほとんど開いてない。
人間の多い地域に戻ってきたことを思い知らされる。
テントも大きく、ほとんどが食卓を入れられるスクリーンタープを併設している。
旅行、というよりはキャンプを楽しみに来た家族連ればかり。
うるさいだろうなー。
一番奥に陣取る。

温泉は更別村老人保健福祉センター「福祉の里温泉」。
これも迷った。カーナビが当てにならないのにまともな地図もなく、行きと帰りに花畑牧場に遭遇した。
カーナビの通りに行ったら山奥に連れて行かれる。
霧は濃い。
道路標識を頼りに走ったら、なんとかキャンプ場に戻れた。

家族連れは意外に静かだった。

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