今回は稲作、畑作、畜産などを経営する農家にそれぞれステイした。
私自身がお邪魔したのは牛300頭を飼う畜産農家。私を含め3人がお世話になった。畜産以外に水稲も経営している。牛の数がこれぐらいになると、家族だけではやっていけない。従業員もいて、牛への飼料供給、飼料の混合、寝床となるおが屑の収集、堆肥かき出し、堆肥の切り返しなどのルーティンワークをこなさなくてはならない。そんな中に牛の出産もやってくる。
話を聞いてみると、我々3人が伺う直前、牛の出産が始まった。しかも逆子。正常分娩なら頭から出てくるはずが、手を突っ込んで調べても頭がない。放っておけば、分娩の最中にへその緒が切れ、羊水を吸った赤ちゃん牛は死んでしまう。オーナーは我々を迎えに市街地へ向かっていたが、引き返した。機械を使って赤ちゃん牛を引き出したという。
写真は生まれた翌朝の赤ちゃん牛。もう立ち上がり、お母さんのおっぱいを飲んでいた。
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