2013年10月2日水曜日

悩んで選択、焙煎へ~エスメラルダ農園のゲイシャ(2)

エスメラルダ農園のパッケージ
エスメラルダ農園のゲイシャ種が2004年のベスト・オブ・パナマで第1位に選ばれて以来、パナマのゲイシャは世界的な注目を集めるようになります。

エスメラルダ農園に限らず、パナマのゲイシャは世界中のスペシャルティコーヒーファンの人気の的です。

そのエスメラルダ農園は2008年のベスト・オブ・パナマにエントリーしませんでした。

毎回、ベスト・オブ・パナマでエスメラルダ農園がトップになるため、エスメラルダだけのオークションが開催されるようになったのです。

エスメラルダのオークションは今年も5月に開催されました。

その数日前、東京でオークションロット、そしてオークションにはエントリーしないゲイシャ100%のロットによるカッピング(試飲会)が開かれ、参加しました。

華やかなフレーバー、すっきりした爽やかな酸味、淡い甘み・・・。いずれのロットも申し分ありません。

実は印象深かったのは、このオークションにエントリーしない豆。これが美味しかったのです。

散々悩みましたが、今回はオークションロットではなく、オークションには出さなかったけどエスメラルダのゲイシャ100%の「BOQUETE」(ボケテ)を選択しました。

それでも通常の生豆価格の数倍の仕入れ値となります。

慎重を期して、今日これからテスト焙煎に臨みます。

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