2013年12月3日火曜日

一人で製作の小屋完成へ(1)


4月8日

春。

七日原は強風が吹き荒れます。

昨年の風では電柱、松の木が何本も折れ、停電が発生しました。伝え聞いた話では、えぼしスキー場で風速48mを記録したとか。

蔵王町の被害は、あの大震災より大きかったらしいです。

そして今年4月8日も大風。我が家では、薪棚5基がすべて崩壊しました。


写真は薪棚の残骸です。右端の薪棚は完全にバラバラと壊れました。

そのお隣は倒れています。

倒れなかった薪棚は屋根が飛んでいきました。その屋根、なんと500mほど離れた道路に一部が落ちていました。

そんな薪棚ですが、一冬、薪ストーブだけで暖を取るためには、足りません。





6月。

以前、いただき庭の隅に野ざらしにしておいた廃材を立てかけてみました。

これを薪棚の材料にできないか。









9月。

ブルーベリー畑用にバーク材をいただいた関係で知り合いになった村田町のF林業さんの庭から4寸角の角材や垂木をいただきました。









がっちり建てるため、金属製の羽子板がついた基礎用ブロックを6個並べました。

薪の重みに耐えられるよう、敷石のブロックも置きます。

既に敷石を置いているのに、どんな構造にするか、四六時中考えます。






4寸角材を金具でビス止めして組み立てていきます。

プロの大工さんなら柱と柱を組み合わせる術を知っているのでしょうが、素人ですから、金具でつなぎます。

もう既に斜めになっています。









縦柱の上に横柱を重ねます。

これが一番大変でした。

なんてったって一人ですから。

この柱、たぶん10K以上ありますから、今考えても、よく載せたな~と不思議です。

ヤジロベイの要領で運んで、載せました。

でも骨組みはまだグラグラしています。






F林業さんが木材を一山持ってきてくれました。

薪用に、と。

中には垂木に使えそうなものもあります。

見ているうちに、小屋の外壁に使いたくなりました。





屋根の形をどうするか。

そして、それを組み立てるにはどうするか。

それこそ寝ても覚めても、頭のなかは薪棚の構造で一杯です。

結果、屋根の形は切妻に決めました。

すぐにでも着手したいところです。しかし、仕事の合間、雨が降っていない時・・・は、なかなか噛み合わず。建設が進みません。

でも、少しずつ作業を進めました。

まずは斜交い。4寸角の角材を45度にカットし、四隅に打ち付けていきます。

上下、左右。だんだんガッチリしていきます。


ぶら下がっても大丈夫。堅牢になりました。










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